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2011年9月13日火曜日

革靴の消臭(悪臭対策)

 今日は趣向を変えて革靴の悪臭対策を。実践して効果のあった自身のある内容だ。

 革靴やブーツを履いていると悪臭がする場合がる。靴を脱いだ瞬間にモワッと悪臭が立ち込め、靴下も汚染される。靴を履かなければ問題ないし、おろしたての(新品の)靴なら問題ないけれど、使用している内に悪臭を発するようになる。足にこびりついた悪臭もゴシゴシ洗わないと落ちにくいし、靴自体は玄関で存在感を放ち続ける事態になる。新幹線等の鉄道内でうかつに革靴も脱げなかったり。ブーツならば女性も経験ある人もいるかも知れない。革靴の中がジトジトしていて乾燥させてもなかなか解決しない。

 靴用に売られている消臭剤は、効果がないものが多い。唯一、AG+は足のムレの匂い消しには有効だと思うけど、抜本的な解決にはならない。

 解決策はシンプルだ。靴の中にキッチン用のアルコールを噴霧すればいい。驚くほど瞬間的に匂いが消える。騙されたと思って実施しても何も後悔はないだろう。捨てようと思っていたほど臭い靴が、一瞬にして蘇る。


 革靴だけでなくブーツにも有効だし、アルコールが駄目な皮脂製品は少ないだろう。揮発するし、消毒できるし、内装だけなら(色落ちなどの)被害が出たとしても少ない。何より簡単で、安価で、効果的だ。水虫対策として、革靴内部を清潔に保つためにも必須のアイテムだ。

 (なお、それでも同じ靴を毎日履くのは改めるべきで、革靴は最低3足持っている方がいい。)

 原理的にはおそらくこういうことだと思うのだが、悪臭の原因はおそらくバクテリアだ。バクテリアは汗やその中の分泌物を媒介として繁殖する。一旦繁殖してしまうと根絶は困難で、水では落ちない。バクテリアが盛んに活動しているのが悪臭の原因で、汗という餌と、ムレという高温多湿の環境がバクテリアの繁殖に適していた訳だ。

 ただし、バクテリアはアルコールで瞬殺できる。一旦バクテリアを殺してしまえば、再度繁殖するまでは間があるし、バクテリアによるムレも軽減される。新品の革靴の清潔さに近くなる。むろん、そのままでは再度バクテリアが繁殖するのも時間の問題なので、定期的にアルコールを噴霧してやればいい。

 具体的には1日の終わりに、履き終えた靴をアルコール噴霧で清潔にしてから戸棚に仕舞う。ただそれだけの事で劇的な改善がみられる。バクテリアと水虫は直接の関係性はないが、バクテリアの繁殖する環境は水虫の繁殖しやすい環境であることも想像に難くない。

 逆説的に言えば、革靴を清潔に保てば、水虫の繁殖しやすい環境を減らせる。既に保有してる水虫菌や、新規に感染した水虫菌の感染予防には役に立たないが、爆発的な水虫菌の増大はなくなるはずだ。水虫にももっと対策しやすい環境が整うはずなので、匂いはひどくなくても、水虫の人の革靴はアルコール噴霧で清めるほうが良い。

 この対策法、今すぐにでも始められるし、キッチン用アルコールは無駄にはならない。投資額も少ないし、匂いが消えるか否か、その場で判別がつく。

 鼻をくっつけて嗅がないとわからないような汗の匂いや、塩っぽさはとれないが、いわゆるモワッとした悪臭は消滅すると断言できる。ムレに悩んでる人には、是非試していただきたいと思う。

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