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2014年5月26日月曜日

イーモバイルで契約の話

昨日は叔母の携帯の変更に同行しました。 

〈前提〉 
母や祖母との連絡のため、auのスマートフォンを使用していたが、液晶壊れ。安心保障パックに加入していたが、修理代金5400円。「この機会にMNPすれば安くなる?」という事で移行。現状5000-6000円の月額を抑えたい意向有。 

<基本的知識> 
今回目標にしたのは一括購入。携帯電話の代金は高額だが、その分毎月割引が設定されており、使用者は回線料金を2年維持し続ければ割引と機種代金が相殺されます。これが実質0円といわれるシステム。docomoやauなどの携帯キャリアを変更しなくても、携帯機種の変更が2年間しづらいシステムになっています。 

これに反して一括購入は、機種代金を先に支払ってしまい、毎月割引だけを享受するシステム。毎月5000円の料金であっても、割引が1500円あれば、毎月の固定費が3500円で済むことになります。現在は不人気機種の消化や契約純増を狙ってMNP(携帯キャリア移動)契約なら格安で一括購入をさせてくれる場合が多い為、お得な契約と言えます。それでも基本契約に2年の回線維持が盛り込まれているので、2年未満のMNPには9500円の違約金支払いが必要です。 




〈候補1〉 
固定費の安さでダントツ候補だったのがイーモバイルのGL07S。Androidスマートフォンで、1980円/月で運用可能。パケットは5GB/月。6/1までのキャンペーン。一括購入ではなく分割購入の為、二年間はきっちり使用しないと機種代金の残債を抱えることになるのがネック。 

回線業者:イーモバイル 
機種型番:GL07S 
通話無料:1年無料(10分未満) 
二年契約:有 
機種代金:分割 
料金月額:1980円 
事務手数:無料 


<候補2> 
対抗馬で考えたのが、ドコモ携帯の一括購入。SH-01FというIGZO液晶搭載の春モデルが池袋のヤマダ電機・ビックカメラで1円だったのでこれしかないな、と。フルセグで3日バッテリーが持ちます。6/1から完全かけ放題が始まるのですが、地元でやっていないため移動時間を考え叔母が渋ったのと、かけ放題とはいえ月額固定費が高いので断念。地元でやってればなーというところ。まぁ、叔母はテレビ見ない、安いほうがいいと言っていたのでそこを尊重しました。 

回線業者:ドコモ 
機種型番:SH-01F 
通話無料:完全定額 
二年契約:有 
機種代金:一括1円 
料金月額:6000円弱=6500円-月額サポート810円 安心保障パックなしの値段 
事務手数:3240円 


<候補3> 
イーモバイルの一括0円端末を考慮すると、LG製Google端末のNexus5がMNP一括0円。一括購入になり、GL07Sよりも性能は上。SIMフリーなのでMNVOやドコモのSIMも使用できます。(GL07Sも使用可能)難点は、通話無料がないことと、2年間の固定費ではGL07Sに負けること。 

回線業者:イーモバイル 
機種型番:Nexus5 
通話無料:有料オプション(1480円/月) 
二年契約:有 
機種代金:一括0円 
料金月額:2587円 
事務手数:3240円 


<最終案> 
結局、Nexus5とウィルコム端末の2台持ちにしました。新規契約のウィルコム端末とMNPするNexus5の2台持ちです。詳しい男性販売員に乗せられたとも言います。 

理由は、ウィルコム端末は3年間1080円で持てるのでイーモバイルの通話無料オプション1480円より安いから、です。そして2台目0円キャンペーンというのがあり、Nexus5に適応するとNexus5は半年の縛りでMNPできるためです。「契約から7ヶ月目以降の契約解除時における契約解除料免除 
」また交渉して、事務手数料分も3000円キャッシュバックしてもらうことにしました。 

2台持ちは1080+2580=3660円と、Nxus5で通話無料をつける1480+2580=4060より安くなります。2580円のNexus5はMNP可能なので12月以降は他の通信キャリアに移動が可能になります。私、母、祖母の携帯も1月にMNP可能になるため、そこで携帯キャリアを統一できるメリットがあります。auとソフトバンクはキャリア内SMSや通話が無料。なので、家族間はSMSや通話を多用しました。今回イーモバに移行してそこが崩れていましたが、次回統一できる可能性を残せるのが大きいです。また、イーモバイルはホワイトプラン相当なのでソフトバンクとは通話無料です。 

ウィルコムは2年ではなく3年維持する必要がありますが、かけ放題で維持費も安く、防水端末でメールも無料なので良いのではないかと。どちらの番号も残りますが、自然にウィルコムがベースになっていくようにも思います。まぁ、このあたりは適当ですね。 


<結果> 
メールのグループ送信を多用していたらしいのですが、Nexus5はイーモバイル取扱いのソフトバンク契約の為、ハングアウトというアプリでMMSを送信しなくてはならず、MMSが非常に使いづらいという結果になりました。まぁ、仕方ないですね。 

あと、ウィルコムの事務手数料が取られた他、有料のオプションに加入しました。「安心保障パック」2台分など。このあたりは2か月分の支払いで解約可能で、解約までの合計で2000円未満(1300円~1800円くらい?)のはずです。安心保障パックをつけておくこともできます。 

正直、よほどのキャンペーンでないと3000円未満でパケット5GB定額という案件はないのではないかと思います。12月から1月にかけては安い端末の出回る時期で、未来に可能性を残せてよかったのかな。 

ソフトバンク系列のイーモバイルはかなり料金プランの安いイメージです。ほんとに安かったら、家族で乗り換えるのもありかもしれません。今後のキャンペーンに注目したいです。

2014年5月10日土曜日

GL07S

イーモバイルのスマートフォンGL07Sを契約してきました。

【事務手数料概算】
新規事務手数料:03240円
本体代一括購入:12800円
2年後転出費用:02160円 計18200円

【月額費用概算】
LTE電にねん:03991円
LTEスマホ割:-1108円
GL07S特割:-1002円
月額割引24か月:-1800円
安心基本パック:00540円 計721円

<初期費用の月額への割り振り>
18200÷24=758.3

721+758.3=月額1479.3円相当

基本プランはホワイトプラン相当、だれとでも定額を1年間無料、テザリング可能、月5GB(日366MB)のパケット定額。ルーターとして使用しても、端末込でこの値段は相当安かったと思います。

あんしん基本パックは契約時に加入していれば、後日外しても割引はなくならないと説明を受けました。私は3回ほど確認をしました。これが本当なら、月181円で使用可能になるはずです。しかしながら、オンライン上の説明を見る限りあんしん基本パックを外すと割引がなくなるようです。それでも十分安いと考えています。

2014年5月9日金曜日

WIMAX2+=TD-LTE

昨日のauの発表会で、WIMAX2+の7GB制限が判明して残念な流れになっています。驚いたのは、WIMAX2+がどうやらLTE互換規格で、従来のWIMAXが使えないのでは無いかという点ですね。HWD-14はWIMAXが使えるWIMAX2+ルーターなので消費者はWIMAX延長規格としか考えていなかった。しかし、ここにきてWIMAX2+はTD-LTEなんだという声が強くなった印象です。総務省の監督以降、提供側が公然とそれを言い始めていて、ルーターでは無く携帯・スマートフォンのトラフィック回避の一環として使われ始めているのでしょう。

少し整理すると
A)WIMAXの後継規格がWIMAX2+、WIMAXとWIMAX2+両対応をさせることは可能だが、あくまでも別規格と表記 例:HWD-14
B)WIMAX2+はTD-LTE互換、TD-LTE端末をWIMAX2+として既存アンテナ網で使用することが可能 例:au夏モデル

ということのようです。技術規格を表現する上で、A)もB)も間違いでは無いと。少なくとも日本国内においてWIMAXといえばA)の概念なので、A)の後継規格という文脈で語られることが多かった。B)の定義が間違いが無いと言っても、WIMAXを使えない端末である点に注意喚起をしないのは問題に思えます。これは7GB制限とは別の話ですが、WIMAXとWIMAX2+は別物という説明が過去に無くは無かったので限りなく黒に近いグレーでしょうか。総務省に指導して欲しい点です。

au夏モデルについては、「WIMAX2+はTD-LTEだからWIMAXとは関係ないし、LTEと同じ設定でON/OFFするしかないし、ユーザーからはLTEなのかTD-LTEなのか区別つかないよ」、と言う話なんですよね。WIMAXは使い放題というところからスタートする勘違いを絶対に引きずることがわかっていてこの仕打ち。そもそもより高速なのに、制限が従来通り7GBなんて、すぐ青天井になるだけじゃん、というなんかもう突っ込みどころ満載な感じになってきました。調べてみると、TD-LTEを巡ったSoftBankとUQの混乱もあったりして、グダグダな感じなんですねー、これ。

2014年5月8日木曜日

auの新製品発表会、トピックのまとめ

auの新製品発表会、トピックのまとめ。

1)夏モデルの発表、WIMAX2+の搭載、4G LTE CA(キャリアアグリケーション)対応
2)XperiaZ2タブレット、AsusMemoPad8
3)Auウォレット(ポイントのつく電子決済始動
4)料金プランの発表は無し

1)については通信品質が他の携帯キャリア端末との差別化になると言うことですね。LTEでもキャリアアグリケーションにより最大速度の2倍化。厳格化する通信規制(月7GB上限)についてはWIMAX2+搭載で回避可能であると。これは同じGalaxy S5でもauモデルはWIMAX2+があるので有利になり得る、ということですね。定価でも良い品質の物を提供していく姿勢であり、ビジネスとしては正道ですね。

2)iPadだけでなく、Androidタブレットの本流Xperiaの最新タブレットZ2とAsusの低価格タブレットを導入したのは大きいかと。しかも、Z2はWIMAX2+対応です。

3)auウォレットはアプリでチャージを管理できるカードです。MasterCard提携なので、チャージできるクレジットカードといえます。auのユーザー限定です。初回キャンペーンで、1000円チャージされた状態で提供されるほか、初回10%のチャージボーナスが設定されています。またじぶん銀行のキャンペーンとして、+5%を10回までチャージ可能です。

一回のチャージ可能額は2万5千円(かんたん決済では2万円)。チャージ分を除いて上限10万円とのことです。「au WALLET カードのチャージ(入金)上限額は10万円ですが、本キャンペーンの特典は10万円を超える場合でもチャージ(入金)されます。」との事です。じぶん銀行キャンペーン分は5%が月10回まで使えるようです。

【じぶん銀行非加入のauユーザー】
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
初回チャージ上限特典:02500=25000*0.10

じぶん銀行に加入しないauユーザーは、2万5千円の入金で、2万8500円チャージされることになります。3500円お得で、ポイントも貯まります。

【じぶん銀行加入のauユーザー】(10万円まで貯める場合)
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
第2チャージ可能上限:25000円
第3チャージ可能上限:25000円
第4チャージ可能上限:24000円
初回チャージ上限特典:03750=25000*0.15
第2チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第3チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第4チャージ上限特典:01200=25000*0.15

じぶん銀行に加入したauユーザーが上限までチャージした場合、9万9千円のチャージに対して、8450円のポイントを得る事が出来ます。

【じぶん銀行加入のauユーザー】(ガンガン使って月10回チャージする場合)
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
第2チャージ可能上限:25000円
第3チャージ可能上限:25000円
第4チャージ可能上限:25000円
第5チャージ可能上限:25000円
第6チャージ可能上限:25000円
第7チャージ可能上限:25000円
第8チャージ可能上限:25000円
第9チャージ可能上限:25000円
最終チャージ可能上限:25000円
初回チャージ上限特典:03750=25000*0.15
第2チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第3チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第4チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第5チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第6チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第7チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第8チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第9チャージ上限特典:01250=25000*0.05
最終チャージ上限特典:01250=25000*0.05

3回チャージした段階で7万6千円を使い切り、その後7回うまく上限いっぱいチャージした理論値は上記の通りです。25万円のチャージに対して、1万6千円のポイントを得る事が出来ます。たとえばプリペイドカードを買い漁れば不可能では無いかもしれません。

4)については本来ドコモ対応の通話定額が話題になるところです。これはSoftBankの発表後まで待ちに転じたかな、という印象ですね。一方、MNVOについてはauウォレットの規約にMNVOユーザー云々、の文言がある為、確定したとみて良さそうです。私としては、この点に大いに期待したいところであります。