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2014年10月17日金曜日

iPad mini 2を買うべき理由

iPad Air2/iPad mini3が発表されました。私は幾つかの理由から旧製品となったiPad mini 2 Wi-Fiを買うべきと考えます。Airとminiのどちらを買うべきかの比較でもあります。下に列記します。

1)安いから
Apple製品を安価で購入するのは大変です。今なら、アップルストアの認定整備済み品(型落ち新品)なら誰でも簡単に安く買えます。特価品のようなものですが、殺到しないと買えない訳ではありません。

また定価の話について少し述べると、為替の環境でハードウェアの定価は上昇傾向にあります。iPad miniは円高時の製品だったため定価が抑え目でしたが、2013年5月に価格改定されました。mini2は今よりは若干円高の際の製品であり、現在のiPad Air2は昨今稀な円安時の製品です。mini2は旧モデルとして今回割引販売されますから、Airと比べて価格的なお得感は高いといえます。

2)性能がいいから
旧世代化したiPad mini2はmini3とのハードウェア的な差異はほぼありません。加えて、液晶サイズと本体サイズ以外の性能はiPad Airとほぼ変わりありません。mini3との差は指紋タッチ認証と本体色ゴールドのみであるにも関わらず、旧世代化したため安く買うことが出来ます。繰り返しますが、現役世代であるiPad mini3と性能上の差はありません。Airとmini2もほぼ差がありません。A7チップは64bit対応しており、Airとmini2のA7チップの差は周波数のクロックの違いです。64Bit対応しているため、将来的なiOSの更新時も長く使える可能性があります。iPad miniはA5、iPad mini2はA7、現役モデルもA8です。次回のiOS更新でiPad2やiPad miniのA5チップはサポートされなくなるでしょう。

Air2やiPhone6に採用されたA8チップは無論A7より高性能ですが、以前に比べると性能の伸び幅が減っています。これはチップの製造プロセス上の問題も絡むといわれていますが、mini3にA8が採用されなかったのも値段が高い上に数をそろえにくく、iPhone6plusとターゲットのかぶるmini3を強化するのを嫌った為でしょう。iPad miniも現役製品として頑張っていますが、iOS8環境ではmini3が標準と考えると、同性能のmini2も安心して使うことが出来ます。iOS8に付随する問題は、8.1で解消すると期待されますし。

3)買えなくなるから
mini2の64GB/128GBはディスコンとなり、流通在庫のみになります。アップルストアの整備済品は64GB以上のモデルなら型落ち新品の可能性が非常に高いと思いますし、今後安価にiPadMini2を買う手段も限られる事になります。

4)SIMフリーモデルじゃなくていいの?
SIMフリーモデルは魅力的ですし、そちらを安く買えるのであれば買うべきです。しかし価格差ほどの価値はないと考えます。LTE/iPhone5以降、テザリング環境が整ったことで以前ほどSIMフリーモデルが持て囃されなくなりました。データ通信だけならテザリングやルーターでも対応できる為です。SIMフリーは電話機であれば価値が高いと思いますが、タブレットの場合は電話の待ち受けに利用できるわけではない為データ通信メインになります。その為、ルーターとして使用する予定がないスマホユーザーはSIMフリーにそこまでこだわる必要はないでしょう。ガラケーしか持っていない場合、ルーターを買うかSIMフリーモデルを買うメリットはあると思います。ただデータ通信の場合は携帯通信会社と契約して買ってもいいかと思います。相対的にSIMフリーモデルの重要性は低いと考えます。

またiOS8からiOS同士を接続したテザリングでは相手のバッテリー残量なども確認できるようになりました。iPhoneを利用するユーザーなら便利に使えるようになり、Wi-Fiモデルで十分な環境が整ってきたと思います。

5)iPad Airでは何故だめなの?
ダメという訳ではありませんが、Air1を選ばなかった理由を。前述のようにmini2との差は液晶サイズの違いです。Airの方が当然液晶も本体も大きいため、大画面を選ぶべき人はAirを選びましょう。Airを選択しなかった理由は、更なる大画面iPadが出たときにそちらのほうを選ぶべきと考えたからです。Airを選ぶべき理由は画面の大きさですが、あくまでも方手持ちタブレットとしての大きさですので、私の希望する電子書籍でコミックの見開き表示だと実寸大とはいかないようです。初代iPad並の重量でも薄くて液晶の大きなモデルが出れば、そちらがAirに勝つ可能性が高いと思います。

iPadminiのサイズは液晶と持ち歩きやすさ、液晶に対する画面表示の割合(電子書籍)に定評があります。このサイズにニーズを感じる層は存在し、片手使用ではベストと言われています。Airを使用するのは両手で使用するイメージで、外出先でも使えるでしょうが、2年後により使用する際は小さくて重くないほうを便利と考える可能性が高いです。長く使うのであれば、miniのサイズのほうが用途が幅広いでしょう。性能的にはiPhone4SやiPad2並だったiPad miniは今も現役モデルで、用途にもよるでしょうがmini2との性能差を気にしない意見も多数みられます。より性能の優れたmini2も性能的には長く使えると考えていいでしょう。iPad2は初のデュアルコアで性能も良いとはいえ、2011年の製品がiOS8の時代まで使用可能だったのは素晴らしいと思います。(実用上はiOS7までだったかもしれませんが、8.1で軽くなるかもしれません)

6)iPad Air2は?
お金があって欲しい人はそちらを購入してください。迷ってる人は、Air2よりmini2の方が無難だと思います。Air2に採用されたA8XはiOS現在最強チップです。iOSでマシンスペックを要求されるアプリを動かすならそちらを買うべきでしょう。液晶サイズの大きさ的にminiはありえない人も該当します。ただ、Air2は現役最強という枕詞がついて成立するモデルであって、噂されている11インチクラスの大画面iPadが出る時に魅力が半減するのではないでしょうか?

7)容量は?
Air2で分かったこととして容量的にも128GBモデルが最上位の体制が長く続きそうだ、ということです。mini2の128GBモデルに魅力がありますね。容量が大きなことはいいことです。そしてiOSの更新の際には大容量が必要になるなど、16GBだと色々厳しい面も見えています。

最安値の16GBのモデルは価格性能比的には最も優れています。この為、将来的に下取りして別の端末に乗り換える繋ぎの端末としては十分でしょう。個人的には電子書籍を使うと32GB位は必要であるため、64GBか128GBの2択になります。中途半端にお金をかけるよりは、長く使う128GBの最上位モデルが分かりやすい選択と感じます。容量不足による買い替えはアホらしいですからね。敢て、それを理由に毎回買い替える方はもちろん別です。


結論:
iPad mini2は現状もっとも無難な選択肢です。ハイエンドモデルに比べて1世代しか遅れておらず、遙かにチップ性能が遅れたモデルが現役で使用出来ていて、現状、iOS端末で最も安く128GBの容量を入手できます。今回は、iPad mini2がベストバイといえます。

2014年9月11日木曜日

iPhone6 SIMフリー版のメリットデメリット

iPhone6が明日12日から予約開始です。各通信キャリア側の料金プラン発表はまだですが、SIMフリー同時発売という事でお得感について検証します。

一般的に
キャリア版:キャリア固定の代わりに安い
SIMフリー版:SIMフリーの代わりに高価
となっています。

iPhoneのような単一端末でも微妙なモデル差が存在します。これはauやソフトバンクなど通信方式や周波数帯が異なるためですが、今回のiPhone6は特定モデルで国内のすべての周波数に対応しているといわれています。(iPhone6自体が対応していない周波数帯もあります)参考URL

今回、au向け、ソフトバンク向けにSIMロックされたという意味でのモデルの違いはあるものの、SIMフリー版は1つのモデルで良いようです。SIMフリー版であれば、auのSIMもdocomoのSIMもソフトバンクのSIMも同じSIMフリーiPhoneで大丈夫ではないかと言われています。ただ、通信キャリア側の対応がどうなるかという部分ではありますが、私個人の感触としては、5sで使っていたSIMを差し替える形であればそのまま動く可能性が高いと思われます。

iPhoneはキャリア特有のアプリ/サービスも存在しますが。ドコモのSPモードメールのようなものから、CAのような回線速度向上サービスまで種々様々。WIMAX2+にも周波数的には対応している為、auのサービス提供について気になるところです。

つまりMNVOで使うならSIMフリー行ってしまって問題ないです。保証についてもアップルが行うものなので、キャリアの違いは関係なし。MNPしても端末を持っていけるメリットのほうが大きいかも。MNVOサービスも充実してきましたし、やはり同時発売のインパクトの高さはすごいです。既存のSIMの差し替えとしても、わかってて使う人には問題なし。キャリア特有のサービスがSIMフリーモデルでどうなるか、だけでしょうか。

CAやWIMAX2+のような高速通信サービスは、既存のiPhone回線にはなかったものです。5sのSIM差し替えで対応してくれるかは未知数。各通信キャリアの出方を見守るのが一番賢明な方法といえそうですね。

最後に、docomoはMNVOサービスが多く、端末的にはSIMフリーにするメリットは海外渡航時となります。が、既存料金プランを引き継がず、機種変更時はかけ放題へのプラン変更が必須です。(あるいは端末の月々割が消滅します)「なら、SIMフリー買うよね」となりますので。SIMフリー版を買う既存ドコモユーザーは多そうですねー。CAも関係ないですし。WIMAX2+の対応次第ではありますが、今回auが一番よく見える気がするのは気のせいでしょうか。

2014年6月28日土曜日

総務省、SIMロック原則解除の方針

総務省、SIMロック原則解除の方針だそうですね。具体策まだ、有識者会議の結果なので意図がどの辺にあるのかが見えません。

一応考えられるのは
1)携帯料金の低価格化(端末代金と回線代金の分離や端末の長寿命化)
2)キャリア間機会不均等の是正(auしかない端末をdocomoで使いたい?)
3)SIMフリー端末の低価格化(専用端末を入手する無駄排除)
4)キャリアのサービスの標準化(意味合いとしてはキャリアのAPN公開やキャリアサービスをアプリ提供義務付け?)

消費者にとってSIMフリーが利益になる、といっても具体的にどういう状況を想定しているのか。それにキャリアがどう対応するのかが気になります。たぶん「auの端末にソフトバンクのSIMさして使えるようにしろよ」程度の話なんでしょうけど。

IMIE制限
良く反論として挙げられているのが、イーモバイル(ソフトバンク)によるIMEI制限です。イーモバイルはルーターを除くスマートフォンについては原則SIMフリー端末提供を掲げています。GL07S、Nexus5がその代表です。しかしながら、GL07SというSIMフリー端末に提供されるSIMはIMEI制限によってSIM側に規制があり、他のSIMフリー端末に使用することはできません。(GL07SをMNVOのSIMで使用は可能です。)
こういうキャリア側の対応が一般化する可能性があります。(GL07Sについては当初つかえていたものが途中から使用不可に変更されたなどの問題があります。)

対応周波数
携帯電話は、対応している通信周波数があります。要はキャリアによって合致する周波数でなければ意味はありません。特にauは世界的にマイナーな周波数を使用している印象があります。(XperiaZシリーズなどを見れば、対応しうる範囲という判断でしょうか。)SONY等のメーカーに対してauが金を払って対応している場合、SIMロックはかかってなくても周波数的に対応しないなど骨抜きの方法はいくらでもあります。

SIMについての知識
そもそも世の中の人の大多数はSIMについての知識を持っていないでしょう。ただこれについては、「道を作っておけよ」という話として納得はできます。

サービスとしてのSIMロック解除
現状、SIMロックをサービス提供しているdocomoでも対象機種はごく限られています。このあたりの規制もポイントでしょうか。


携帯電話業界としては、端末を複数持たせて販売競争を行うことで業界がけん引されてきた印象があります。MNP優遇により、端末を入手するために複数の番号を取得する流れがここ数年の主流でした。現状、それについては基本料金の値上げで対策がされました。今後、安い基本料金で寝かせることが出来ないため、MNPによるハード乱発には一定の制限がかかると予想されます。

反面、端末については、SIMロック解除が掛け声ばかりですすみませんでした。今回の措置はキャリアを変更しない、真面目な消費者が損をする状況に対しての一定の是正措置であるとは言えません。MNP優遇になりうる話です。むしろ端末市場を活性化させるように見えます。まるで日本の携帯市場の中古端末を、海外に展開させようとしているかのような。無駄が出ないならそれでいいのですが、世界で戦える製品として環境整備させたいのでしょうか。

何処に持っていきたいんだろう、という疑問の残る内容でした。短期的視点ではなく、SIMロック解除が公益と信じている、それだけの話だとは思うのですけれどね。各キャリアの販売するiPhoneがSIMロック解除されるのなら面白いですが、MNVOだとドコモのiPhone5Sはテザリングできないという話もあるので、なかなか消費者の満足する結果に即結びつくと期待はできません。それでも使えるのが大きいとは思いますが。

2014年6月14日土曜日

Nexus5のMNPがお得な理由

現在、イーモバイルで行われているNexus5のMNPがお得な理由を整理しました。

1)ソフトバンクのホワイトプラン

Nexus5はイーモバイル回線ではなく、ソフトバンク回線で提供されます。イーモバイル端末とのキャリア内無料通話がありませんが、ソフトバンクとのキャリア内無料通話であるホワイトプランとなります。弊害として同グループであるソフトバンクへのMNPは認められないようですが、それでもホワイトプランはキャリア内無料通話の先駆けで使用者も多く、結構なメリットです。


2)格安の維持費

Nexus5はよく宣伝されているように一括であれば2587円で運用できます。(初月除く)パケットは5GB/月で一般的な7GB/月ではないという違いがありますが、通話よりネット回線を求める層には魅力的でしょう。

3)SIMフリー端末(docomo系MNVO)

Nexus5はイーモバイル版であってもSIMフリーです。対応周波数的にauは使用できませんが、docomo系のMNVOの格安SIMが使用可能です。これはり商社にとって直接のメリットになるだけでなく、端末を売却する際の中古市場の価格の安定も意味します。性能的にも日本的なワンセグ/フルセグや、おサイフケータイはありませんが、Googleらしい隙のない端末です。

4)キャンペーン適応で更にお得

イーモバイルはもう一台無料キャンペーンを展開しています。親回線となるイーモバイル回線が必要ですが、イーモバイル端末を追加する場合、新規事務手数料が無料となり、違約金を払わずに解約できる期間が8か月目となります。(契約翌月より7か月目以降の契約解除と記載)6月の契約であれば、7月、8月、9月、10月、11月、12月、1月で7か月目です。来年1月以降に解約可能です。このプランのいいところは通常2年の契約期間を8か月相当に短縮できるだけでなく、8か月目以降であれば契約解除できることです。たとえば6月に契約すれば、1月以降、年度末の3月にMNPすることも可能なわけです。これはMNPを行う上ですさまじいメリットを持ちます。イーモバイルの既存回線が必要なことが難点ですが、条件を満たせる人は行って損はないでしょう。

5)既知の問題点

家族をMNPして良かった点、悪かった点ですが、MMSがかなり使いづらいです。ハングアウト固定になるため、家族の不満はそこに集中しました。普通の使用者の方の不満もそこに集中します。私はgmailメインで違和感はありませんでしたが、MMSを使われる方は要注意です。APKをインストールすることで、SoftbankのMMS用アプリを利用可能です。サポート外の対応ですが、買ってしまった人の対処法としては実用的です。また、細かいことでは、ストラップホイールが無かったりします。

6)Nexus5の長所

余り余計なアプリがなく、Googleの標準機なのでたいていのアプリが動作します。また、無接点充電規格のQiiに対応しており、ケーブルレスでの充電が可能です。(アダプター別売)この、ケーブルレス充電は、個人的には微妙でしたが、家族には大うけでした。細いケーブルの抜き差しをするよりも老人には置くだけ充電というのは遙かにやり易いシステムでした。細かいアダプターを用意しなくても、設置してあるところに持っていって置くだけ、の利便性は確かにあると感じさせました。

結論

家族はiPhoneこそ至高と考えていましたが、画面の大きさでNexus5も悪くないなといったところです。ただ最も使いやすいのがiPhoneのメッセージだったことに変わりなく、その点において「iPhoneがよかった」というのが今の意見の大勢でしょうか。ただ、「auからMNPにして約半年でauに戻れる」のが大いなるメリットと感じていますし、ネット回線込の維持費も安く、正解だったかな、と思っています。ちなみに私は親回線は12800円で一括購入したGL07Sがあり、維持費は千円未満と安く、その存在が大きかったと言えます。CBもつきましたし。

2014年5月26日月曜日

イーモバイルで契約の話

昨日は叔母の携帯の変更に同行しました。 

〈前提〉 
母や祖母との連絡のため、auのスマートフォンを使用していたが、液晶壊れ。安心保障パックに加入していたが、修理代金5400円。「この機会にMNPすれば安くなる?」という事で移行。現状5000-6000円の月額を抑えたい意向有。 

<基本的知識> 
今回目標にしたのは一括購入。携帯電話の代金は高額だが、その分毎月割引が設定されており、使用者は回線料金を2年維持し続ければ割引と機種代金が相殺されます。これが実質0円といわれるシステム。docomoやauなどの携帯キャリアを変更しなくても、携帯機種の変更が2年間しづらいシステムになっています。 

これに反して一括購入は、機種代金を先に支払ってしまい、毎月割引だけを享受するシステム。毎月5000円の料金であっても、割引が1500円あれば、毎月の固定費が3500円で済むことになります。現在は不人気機種の消化や契約純増を狙ってMNP(携帯キャリア移動)契約なら格安で一括購入をさせてくれる場合が多い為、お得な契約と言えます。それでも基本契約に2年の回線維持が盛り込まれているので、2年未満のMNPには9500円の違約金支払いが必要です。 




〈候補1〉 
固定費の安さでダントツ候補だったのがイーモバイルのGL07S。Androidスマートフォンで、1980円/月で運用可能。パケットは5GB/月。6/1までのキャンペーン。一括購入ではなく分割購入の為、二年間はきっちり使用しないと機種代金の残債を抱えることになるのがネック。 

回線業者:イーモバイル 
機種型番:GL07S 
通話無料:1年無料(10分未満) 
二年契約:有 
機種代金:分割 
料金月額:1980円 
事務手数:無料 


<候補2> 
対抗馬で考えたのが、ドコモ携帯の一括購入。SH-01FというIGZO液晶搭載の春モデルが池袋のヤマダ電機・ビックカメラで1円だったのでこれしかないな、と。フルセグで3日バッテリーが持ちます。6/1から完全かけ放題が始まるのですが、地元でやっていないため移動時間を考え叔母が渋ったのと、かけ放題とはいえ月額固定費が高いので断念。地元でやってればなーというところ。まぁ、叔母はテレビ見ない、安いほうがいいと言っていたのでそこを尊重しました。 

回線業者:ドコモ 
機種型番:SH-01F 
通話無料:完全定額 
二年契約:有 
機種代金:一括1円 
料金月額:6000円弱=6500円-月額サポート810円 安心保障パックなしの値段 
事務手数:3240円 


<候補3> 
イーモバイルの一括0円端末を考慮すると、LG製Google端末のNexus5がMNP一括0円。一括購入になり、GL07Sよりも性能は上。SIMフリーなのでMNVOやドコモのSIMも使用できます。(GL07Sも使用可能)難点は、通話無料がないことと、2年間の固定費ではGL07Sに負けること。 

回線業者:イーモバイル 
機種型番:Nexus5 
通話無料:有料オプション(1480円/月) 
二年契約:有 
機種代金:一括0円 
料金月額:2587円 
事務手数:3240円 


<最終案> 
結局、Nexus5とウィルコム端末の2台持ちにしました。新規契約のウィルコム端末とMNPするNexus5の2台持ちです。詳しい男性販売員に乗せられたとも言います。 

理由は、ウィルコム端末は3年間1080円で持てるのでイーモバイルの通話無料オプション1480円より安いから、です。そして2台目0円キャンペーンというのがあり、Nexus5に適応するとNexus5は半年の縛りでMNPできるためです。「契約から7ヶ月目以降の契約解除時における契約解除料免除 
」また交渉して、事務手数料分も3000円キャッシュバックしてもらうことにしました。 

2台持ちは1080+2580=3660円と、Nxus5で通話無料をつける1480+2580=4060より安くなります。2580円のNexus5はMNP可能なので12月以降は他の通信キャリアに移動が可能になります。私、母、祖母の携帯も1月にMNP可能になるため、そこで携帯キャリアを統一できるメリットがあります。auとソフトバンクはキャリア内SMSや通話が無料。なので、家族間はSMSや通話を多用しました。今回イーモバに移行してそこが崩れていましたが、次回統一できる可能性を残せるのが大きいです。また、イーモバイルはホワイトプラン相当なのでソフトバンクとは通話無料です。 

ウィルコムは2年ではなく3年維持する必要がありますが、かけ放題で維持費も安く、防水端末でメールも無料なので良いのではないかと。どちらの番号も残りますが、自然にウィルコムがベースになっていくようにも思います。まぁ、このあたりは適当ですね。 


<結果> 
メールのグループ送信を多用していたらしいのですが、Nexus5はイーモバイル取扱いのソフトバンク契約の為、ハングアウトというアプリでMMSを送信しなくてはならず、MMSが非常に使いづらいという結果になりました。まぁ、仕方ないですね。 

あと、ウィルコムの事務手数料が取られた他、有料のオプションに加入しました。「安心保障パック」2台分など。このあたりは2か月分の支払いで解約可能で、解約までの合計で2000円未満(1300円~1800円くらい?)のはずです。安心保障パックをつけておくこともできます。 

正直、よほどのキャンペーンでないと3000円未満でパケット5GB定額という案件はないのではないかと思います。12月から1月にかけては安い端末の出回る時期で、未来に可能性を残せてよかったのかな。 

ソフトバンク系列のイーモバイルはかなり料金プランの安いイメージです。ほんとに安かったら、家族で乗り換えるのもありかもしれません。今後のキャンペーンに注目したいです。

2014年5月10日土曜日

GL07S

イーモバイルのスマートフォンGL07Sを契約してきました。

【事務手数料概算】
新規事務手数料:03240円
本体代一括購入:12800円
2年後転出費用:02160円 計18200円

【月額費用概算】
LTE電にねん:03991円
LTEスマホ割:-1108円
GL07S特割:-1002円
月額割引24か月:-1800円
安心基本パック:00540円 計721円

<初期費用の月額への割り振り>
18200÷24=758.3

721+758.3=月額1479.3円相当

基本プランはホワイトプラン相当、だれとでも定額を1年間無料、テザリング可能、月5GB(日366MB)のパケット定額。ルーターとして使用しても、端末込でこの値段は相当安かったと思います。

あんしん基本パックは契約時に加入していれば、後日外しても割引はなくならないと説明を受けました。私は3回ほど確認をしました。これが本当なら、月181円で使用可能になるはずです。しかしながら、オンライン上の説明を見る限りあんしん基本パックを外すと割引がなくなるようです。それでも十分安いと考えています。

2014年5月9日金曜日

WIMAX2+=TD-LTE

昨日のauの発表会で、WIMAX2+の7GB制限が判明して残念な流れになっています。驚いたのは、WIMAX2+がどうやらLTE互換規格で、従来のWIMAXが使えないのでは無いかという点ですね。HWD-14はWIMAXが使えるWIMAX2+ルーターなので消費者はWIMAX延長規格としか考えていなかった。しかし、ここにきてWIMAX2+はTD-LTEなんだという声が強くなった印象です。総務省の監督以降、提供側が公然とそれを言い始めていて、ルーターでは無く携帯・スマートフォンのトラフィック回避の一環として使われ始めているのでしょう。

少し整理すると
A)WIMAXの後継規格がWIMAX2+、WIMAXとWIMAX2+両対応をさせることは可能だが、あくまでも別規格と表記 例:HWD-14
B)WIMAX2+はTD-LTE互換、TD-LTE端末をWIMAX2+として既存アンテナ網で使用することが可能 例:au夏モデル

ということのようです。技術規格を表現する上で、A)もB)も間違いでは無いと。少なくとも日本国内においてWIMAXといえばA)の概念なので、A)の後継規格という文脈で語られることが多かった。B)の定義が間違いが無いと言っても、WIMAXを使えない端末である点に注意喚起をしないのは問題に思えます。これは7GB制限とは別の話ですが、WIMAXとWIMAX2+は別物という説明が過去に無くは無かったので限りなく黒に近いグレーでしょうか。総務省に指導して欲しい点です。

au夏モデルについては、「WIMAX2+はTD-LTEだからWIMAXとは関係ないし、LTEと同じ設定でON/OFFするしかないし、ユーザーからはLTEなのかTD-LTEなのか区別つかないよ」、と言う話なんですよね。WIMAXは使い放題というところからスタートする勘違いを絶対に引きずることがわかっていてこの仕打ち。そもそもより高速なのに、制限が従来通り7GBなんて、すぐ青天井になるだけじゃん、というなんかもう突っ込みどころ満載な感じになってきました。調べてみると、TD-LTEを巡ったSoftBankとUQの混乱もあったりして、グダグダな感じなんですねー、これ。

2014年5月8日木曜日

auの新製品発表会、トピックのまとめ

auの新製品発表会、トピックのまとめ。

1)夏モデルの発表、WIMAX2+の搭載、4G LTE CA(キャリアアグリケーション)対応
2)XperiaZ2タブレット、AsusMemoPad8
3)Auウォレット(ポイントのつく電子決済始動
4)料金プランの発表は無し

1)については通信品質が他の携帯キャリア端末との差別化になると言うことですね。LTEでもキャリアアグリケーションにより最大速度の2倍化。厳格化する通信規制(月7GB上限)についてはWIMAX2+搭載で回避可能であると。これは同じGalaxy S5でもauモデルはWIMAX2+があるので有利になり得る、ということですね。定価でも良い品質の物を提供していく姿勢であり、ビジネスとしては正道ですね。

2)iPadだけでなく、Androidタブレットの本流Xperiaの最新タブレットZ2とAsusの低価格タブレットを導入したのは大きいかと。しかも、Z2はWIMAX2+対応です。

3)auウォレットはアプリでチャージを管理できるカードです。MasterCard提携なので、チャージできるクレジットカードといえます。auのユーザー限定です。初回キャンペーンで、1000円チャージされた状態で提供されるほか、初回10%のチャージボーナスが設定されています。またじぶん銀行のキャンペーンとして、+5%を10回までチャージ可能です。

一回のチャージ可能額は2万5千円(かんたん決済では2万円)。チャージ分を除いて上限10万円とのことです。「au WALLET カードのチャージ(入金)上限額は10万円ですが、本キャンペーンの特典は10万円を超える場合でもチャージ(入金)されます。」との事です。じぶん銀行キャンペーン分は5%が月10回まで使えるようです。

【じぶん銀行非加入のauユーザー】
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
初回チャージ上限特典:02500=25000*0.10

じぶん銀行に加入しないauユーザーは、2万5千円の入金で、2万8500円チャージされることになります。3500円お得で、ポイントも貯まります。

【じぶん銀行加入のauユーザー】(10万円まで貯める場合)
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
第2チャージ可能上限:25000円
第3チャージ可能上限:25000円
第4チャージ可能上限:24000円
初回チャージ上限特典:03750=25000*0.15
第2チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第3チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第4チャージ上限特典:01200=25000*0.15

じぶん銀行に加入したauユーザーが上限までチャージした場合、9万9千円のチャージに対して、8450円のポイントを得る事が出来ます。

【じぶん銀行加入のauユーザー】(ガンガン使って月10回チャージする場合)
発行キャンペーン特典:01000円
初回チャージ可能上限:25000円
第2チャージ可能上限:25000円
第3チャージ可能上限:25000円
第4チャージ可能上限:25000円
第5チャージ可能上限:25000円
第6チャージ可能上限:25000円
第7チャージ可能上限:25000円
第8チャージ可能上限:25000円
第9チャージ可能上限:25000円
最終チャージ可能上限:25000円
初回チャージ上限特典:03750=25000*0.15
第2チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第3チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第4チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第5チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第6チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第7チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第8チャージ上限特典:01250=25000*0.05
第9チャージ上限特典:01250=25000*0.05
最終チャージ上限特典:01250=25000*0.05

3回チャージした段階で7万6千円を使い切り、その後7回うまく上限いっぱいチャージした理論値は上記の通りです。25万円のチャージに対して、1万6千円のポイントを得る事が出来ます。たとえばプリペイドカードを買い漁れば不可能では無いかもしれません。

4)については本来ドコモ対応の通話定額が話題になるところです。これはSoftBankの発表後まで待ちに転じたかな、という印象ですね。一方、MNVOについてはauウォレットの規約にMNVOユーザー云々、の文言がある為、確定したとみて良さそうです。私としては、この点に大いに期待したいところであります。

2014年4月16日水曜日

IIJMIOのMNP転入開始

IIJMIOの音声サービスみおふぉんへのMNP転入が明日4/17スタートです。音声データ通信1GBで月額税込み2052円から。IIJMIOはかなり高速なサービスですので不満は出ないかと思います。受け専用の電話であれば、従来の電話番号をIIJMIOのみおふぉんにMNPするのもアリでしょうね。

難点と言えば、音声通話の付加価値が税別千円/月もあるかということ。データ通信の方に費用を割きたい場合、同等の金額を音声に割くのは割高です。050PLUSであれば315円、IP-Phone SMARTであれば0円で050番号が持てる時代、待ち受けだけに音声通話契約に千円を払いますか?

ただ、IP電話はもちろん通話品質が悪い難点はあります。従来の電話番号を引き継ぐというメリットが大きい人にとっては譲れない点かもしれません。ウィルコムは魅力的なサービスを提供しますが、070番号で従来の番号が使えないという難点も。ドコモの最低維持費高額化に不満がある方は、みおふぉんにMNPするというのは悪くない選択肢かもしれません。ドコモはキャリア内通話無料が有料オプションでした。なのでドコモからの移籍には非常に適したサービスとなっています。

MNPの規制についても、音声通話機能解除調定金((12ヵ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)× 1, 080円)となっています。つまり通常大手キャリアなら2年のMNP禁止期間がありますが、1年と一ヶ月で済みます。しかもいいところは、MNPの解除費用が減額方式というところ。1月早めにMNPしても1080円を多く支払うだけなので消費者目線のMNPサービスといえます。

ドコモの通信網を使うサービスですので電波の入りは同等でしょう。MNP優遇が今後も続くようなら、IIJMIOにいったん転出して1年後ドコモに戻るというMNP策を講じる方も出るかもしれませんね。MNP一括ゼロ円で端末を安く入手したい方には適したサービスかもしれません。3年周期になってしまいますが、それくらい我慢できる方も多そうです。

もし私の家族が現在ドコモの回線をもっているのだとしたら、2052円はギリギリ出せる水準ですね。MNPで1年後再転入する事を考えれば尚更です。ただMNPのCBがあるようなお店ではMNVOを歓迎しないことも多いので事前チェックは必要になります。MNPにおける1年縛りは特筆ポイントで、維持費も相対的に安く、覚えておいて損はないでしょう。パケット7GBのドコモの5Sが月々サポートとiPhoneのりかえ割を併用して3000円弱の維持費ですから、家族がこの回線をもっていて2052円で維持できるならありかと。そもそも、今回の料金は音声+SMS+データ1GBで2052円です。SMS+データ1GBの価格は1123.2円。大手キャリアの音声基本使用料並で格安のパケット維持費ではあります。

注意点としては、ドコモの端末ではMNVOのSIMではテザリングが出来ないこと。MNP以降の際、キャリアは拒否しませんがCB等の店舗独自の優遇が得られなくなる可能性がある位です。MNP回線の延命で1年延命とか、半年延命を考える場合に安くなる可能性もありそうです。厳密には事務手数料を考えると確実に安くなるとはいえないのですが、違約金を払うよりマシな状況はあり得ますよね。

2014年4月15日火曜日

無線LAN環境を改善する

100円で無線LAN環境が劇的に改善されたのでご報告。最近我が家では無線LAN(Wi-Fi)が極めて不安定に。原因は不明だがよく通信が切断されて持続で気に通信が出来ません。家族のiPhoneは3Gを使用しないWi-fiのみの運用なので、通信環境確保は必須でした。

【対策】
家の外壁とWi-fiルーターの間にアルミ板を設置。これ、100円ショップで買ってきた魚焼き用の薄アルミ板です。アルミホイルだと安定性に欠けると考えました。


【結果】
通信状態が劇的に改善。繋がりにくかった3階でも通信が安定しています。電波強度より(到達距離)ではなく、今回は安定性の改善です。

【推測】
隣の家が新しく無線LANルーターを設置したんじゃないだろうか、です。あるいは何らかの電波器具(電波ジャマー的な?)の設置ではないかと。そう思ったのは今まで見えていた近隣の無線LANのSSIDがさっぱり見えなくなったので。別に見えなくてかまわないのですが。

私の推理はなんらかの外的要因で無線LAN親機が影響を受けているとのものです。たとえば、無線LANルーターはチャンネルがかぶると使用チャンネルを変更するようです。無線LAN親機が増えた結果、均衡が崩れ、互いにチェンネルを変えまくっている状況が発生したのではないかと。

今回、問題は無線LAN親機で発生していました。子機は皆影響を受けていますし、以前使えていたことから製品の性能不足ではない。壊れたか、なんらかの外的要因が発生したかです。断片的に通信できる事から、壊れていない可能性も考えられました。前回の無線LANルーター破損時の壊れ方と明らかに違っていた為、外的要因を疑ってみたわけです。

WIMAXでアルミのボウルを置くと通信速度が改善するという話がありました。アルミが電波を反射するアンテナとして機能するため角度がある場合でも通信が出来るようになる為・・・という話です。私の理解では、アルミで電波は遮断できる、です。

無線LANの親機は大体皆さん壁沿いに設置されると思います。私の家では外壁の向こう側は隣家、そちら方向に無線LANを使うことはありません。100円ショップで買った薄アルミ板で遮断した結果、隣家方向からの外的要因が緩和され、安定した通信が確立できるようになりました。無線LAN親機の1方向だけ覆うだけで遮断できるというのは驚きでした。

無線LAN環境が悪くなると、ルーターの性能不足から通信電波を強くする方向に頭がいきますが、意外とこんな簡単なことで改善が出来たというのが驚きでした。通信強度を上げるわけではないのですが、意外な効果でした。

【感想】
アルミ凄ぇとしかいえません。我が家のルーターは貰い物の低性能(300Mbps)の奴なんですが、一番地味に活躍しています。しかしこんな事で改善するものなんですね。

2014年4月13日日曜日

カケホーダイについて~ドコモからの回答

ドコモのサポートの方から丁寧な回答をいただいたので下記に引用します。パッと見た感じ、満点に近い回答かと。

【以下引用】

【月々サポートについて】

ドコモでは、2014年6月1日(予定)から、「カケホーダイプラン」や「シェアパック」などの提供を開始することとなりました。

なお、現在、従来の料金サービスをご利用で「月々サポート」が適用されている場合、上記料金サービスに変更なさる際に「シェアパック」などの「パケットパック」をあわせてご契約いただければ、ひきつづき「月々サポート」が適用されます。

※「カケホーダイプラン(ケータイ)」をご契約いただく場合でも、「月々サポート」の適用には「パケットパック」のご契約が必要です。

なお、シェアグループで子回線となる場合も「月々サポート」が適用されます。

また、シェアグループで子回線に限り、「月々サポート」割引額が割引対象料金を上回る場合は、上回った「月々サポート」割引額は、シェアグループ親回線の割引対象料金に適用されます。

【タイプXiにねんの契約期間について】

現在、「タイプXi にねん」などをご利用のお客様で、「カケホーダイプラン(定期契約あり)」に変更された場合、契約期間も引き継がれます。

【ドコモにのりかえ割について】

新料金プランへ変更した場合、「ドコモにのりかえ割」は廃止となります。
何とぞご了承ください。

【回線の契約について】

ドコモでは、同一個人名義の契約可能回線数を、回線種別ごとに設定しております。 

詳細については、以下をご参照くださいますようお願いいたします。 

◆音声系プラン(音声通話が可能なプラン):5回線 

◆非音声系プラン(データ通信のみ利用可能なプラン):5回線 

◆特定端末専用プラン(特定端末の専用プラン):5回線 

◆ユビキタスプラン(特定用途向けの専用プラン):50回線 

※利用休止中/電話番号保管期間中の回線数を含みます。 

ただ、新規契約時にはドコモで審査を行っているため、上記の回線数に満たない場合でも、預託金をお預かりすることや、お客様のご希望に添えないことがございます。 
あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。 

なお、パケットパックには、一人でご利用の場合の「データSパック/データMパック」や、家族でシェアする場合の「シェアパック10/15/20/30」などがあり、ご都合に合わせてご利用いただけます。

そのため、同一名義で複数の回線をご利用いただく場合でも、「シェアパック」をお申込みせず、一回線で「データSパック/データMパック」をご契約いただくことなども可能です。

【パケットパックの件について】

「シェアパック」などのパケットパックは、任意でのお申込みとなるため、お客様のご都合にあわせてご利用いただければ幸いです。 

ただ、月々サポートの適用には、パケットパックのご契約が必要となります。
あらかじめご了承ください。

このたびは、お忙しい中お問い合わせいただき、ありがとうございました。

また、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今後ともドコモをご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

【以上引用】

音声単独契約可(パケットパックは必須では無い)、月々サポート引き継ぎ、新料金での「ドコモにのりかえ割」の廃止、既存の契約期間の引き継ぎ可、といったところですね。

1台で2GBを契約すると、月に6500円~。
3台で家族で10GBをシェアパケットすると、月に19500円~。

3台で家族1人が通常契約6500円+音声2契約3000円×2=12500円(月々サポート適用前)も可能とのことです。上記の例では月々サポートがつくのが1回線だけなので、9700円が月々サポート適用後の合計額です。(-2800円が1回線)しかし、3台ともパケットプランSをつければ3700円×3台の11100円となります。1400円程度でパケットがつくならいいんじゃ無いですか、というのがドコモの誘導とわかります。

メールと音声受け端末を家族に渡しておくという使い方をドコモはハッキリ拒否したと言うことです。最低維持価格は上昇しましたので、ガラケーの従来の使い方の方は今までの料金プランを維持する方が安いんですが、音声定額を餌に顧客単価を引き上げたいのですね。パケットプランを契約しないカケホーダイのみの契約が可能というのもその表れであり、既存ユーザーへの呼び水なんでしょう。

個人契約6500円の内訳は カケホーダイ2700+SPモード300+パケットパックS3500です。3500円のパケットパックの有無に対して、月々サポートによる割引の有無が発生します。iPhone5sの2800円の月々サポートであれば、実質700円の差となります。

今回の改訂では、パケットパックが高くなった印象があります。私の考えとしてはドコモはパケットを抑制するつもりより、月々サポートによる割引結果において妥当な金額に改めたのでしょう。パケットを外す用途が主となっている分析結果があって、それに対しての対抗措置とした、というのが私の感想です。(それってつまりドコモの回線数で、パケット契約しない回線が急増したって事でしょう。)後述しますが、パケットに高い価格設定することで、キャンペーン等で割り引いたときにお値打ち感を創出できると踏んだのでは無いかと。

この辺りはiPhoneを呼び水に、優遇したパケットプランで長く使って欲しいという思惑が外れてしまったのでしょう。MNVO対応やSIMフリー端末のアップル公式の発売によりハードの囲い込みや差別化はあきらめざるを得ない状況で、解約金の高額化も難しい。音声定額を軸に、パケットプランの敷居を下げたのが今回の改訂です。結果としてパケットも抑制していますが、これは今後キャンペーン等で緩和できるという腹でしょう。実際、U25で1GBのボーナスがつきます。MNP優遇に同様の措置が執られてもおかしくありません。つまり料金のキャッシュバックから、パケットの還元へと転換しています。さらに言えば、安い基本料金で端末を維持されないように基本料金も上げた、と。

音声定額という革命の裏でこのような措置を執っている辺り、かなりクレバーな対応だったように思われます。今後、MNPに対してはパケット優遇措置でつる、特に高額な段階の新製品を買わせるのに期間限定パケット優遇措置キャンペーンを行うと、高額なパケットに対しての割引感が演出されます。新製品のうちにiPhoneをある程度売ってしまえる可能性が出ますね。通話定額と期間限定パケット優遇をすれば、早めのMNPを誘導できそうです。半年から一年後のMNP一括ゼロ円対策になると。すごい頭いいなー。

やはり今後の課題としては、新プラン移行後の契約条件でしょうか。MNP特典や新規の月々サポートが発生するかですね。月々サポート自体は残るようなので、サポート額の増減が発生するかが鍵となりそうです。MNP者に対する従来の基本使用料緩和措置が発生するかでしょうか。

2014年4月12日土曜日

スマ放題とカケホーダイの比較

【背景】
・米国では定額方式の携帯プランが一般化しつつある。
・定額化することで顧客単価が設定しやすくなる。(契約数に応じた純益の確保)
・MNP市場の活発化により、転移を繰り返して携帯番号の枯渇や携帯代金や販売奨励金を浪費させるユーザーへの対処。
・iPhoneの横並び販売に象徴されるハードウェアによる差別化の困難化(=土管屋としての差別化)
・MNVOの躍進によりデータ通信の差別化がしづらい状況。(MNVO事業者はドコモの回線を使用できる為)
・音声回線は未だ3Gだが、音声もLTE化する(VoLTE)事により定額通話への道筋が開かれる。


□スマ放題:Softbank 4/21スタート
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140401_02/

対象:4Gスマートフォン

旧プラン:不明(スマホ限定プランのため、ガラケーでは旧プランが適応のはず)

音声定額:限定的定額(3分未満/月50回~5分未満/月1000回)キャリア内時間指定無料

最低月額:980+300+300+5980(2GB)+税=7560円+税

スマ放題の既知の問題点:
1)無料通話分を超えると通話料金が発生(30秒20円は従来プラント同一)
2)データ通信に関しては上限を超えると青天井(300円のオプション加入が128K制限に必要)
3)機種サポートについては不透明ながら従来通りと予測される(パケットからの割引)


□カケホーダイ:DOCOMO 6/1スタート(5/15予約開始)
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/index.html

対象:全ての端末(ガラケー、スマホ、データ通信端末、フォトビジョン等)

旧プラン:新規受付停止

音声定額:完全定額(固定電話宛、携帯電話宛の時間制限、キャリア制限なし国内無制限定額)

最低月額:2700+300+3500(2GB)+税=6500円+税(ガラケーは6000円)

カケホーダイの既知の問題点:
1)全製品を対象にしたプラン変更(スマホのみならずガラケーも含まれる)
2)パケットプランの必須化?(パケットパック未加入の料金設定があるので必須化ではない可能性も)
3)機種サポートについては完全不透明(割引廃止?)


□今後の課題
現時点で、スマ放題とカケホーダイを比較するとカケホーダイの方がよく見えます。 しかしパケット単位での価格設定はdocomoの方が高いことは間違いありません。 そしてほぼ確実にソフトバンクは機種代金の分割購入新スーパーボーナスを維持すると考えられます。 この為、一括で購入する場合は利用代金が2000円程度割り引かれるでしょう。 新規キャンペーンで1000円の値下げを半年というものもあります。

逆にdocomoは料金プランが斬新すぎてよくわかりません。 間違いなくいえることはガラケーをカケホーダイで契約できることが特色と言うことです。 パケットプランが必須契約で無いのであれば、カケホーダイは神プランで間違いありません。 家族でパケットシェアをする場合に、従来の機種代金サポートの扱いが不透明となります。 一括購入したiPhone5sは2800円の割引が受けられます。 仮にプラン変更して3700円で通話定額+パケット2GBならおもしろいかもしれません。 家族でパケットシェアをする際に、全ての端末の割引が適応できるなら全然かまわないのですが 代表改選のみの適応となる可能性も。 まだ詳細がわからないと何ともいえず、本当にそこまで考えているのか不思議になります。


【結論】
docomoについていえるのは、音声定額にすることでソフトバンクの牙城の法人契約を崩しにきたということですね。 最低料金比較で、ソフトバンクより安い上に通話完全定額です。 ハードの差別化が効果を発揮しにくい法人契約において、docomoの優位性は圧倒的です。

ソフトバンク系列のウィルコムは音声定額で売り上げを伸ばしていました。 今回のソフトバンクの料金プランは好調なウィルコムの料金プランを採用したものですが、 ドコモの完全通話定額の前に魅力を無くしてしまいました。 大企業での採用も進むでしょうし、中小企業の営業が個人で契約する可能性も増えるでしょう。

一般消費者、特に若年層はLINEによる通話・メッセージが主になっています。 ドコモの料金プランは悪くありませんが、パケットの上限について2社とも抑えてきた印象があります。これは、パケット消費量抑制のみならず、 LINEやIP電話を携帯から閉め出したい思惑があるのかもしれません。

MNVOに音声通話可能なSIMが増えてきた中、完全通話定額を実施するのはすごい差別化です。パケットシェアを強制し、全体的なパケット抑制の方向に向かうのは時代的にはどうなんでしょうか。もうちょっと妥協点があっていい気はします。128K規制でさらに低額なパケットプランがあるならそれに加入したかったですね。カケホーダイのみの契約で受け付けてくれる(Wi-fi運用)、パケット代金から機種代金の割引が受けられるのならかなり期待できる料金プランといえるかもしれないのですが。



【追記】
ツイッター上だとドコモに問い合わせた人の結果として、

1)パケット契約は必須では無い
2)月々サポートはパケット契約をしている限り維持される

とのことのよう。

これだと既存回線は1人3700円程度で使えるので悪くないかもしれません。
基本使用料743円の割引はどうなるんだろう?

2014年4月11日金曜日

ドコモ新料金プランの問題点

分析すればするほど、ドコモの新料金プランが色々酷かったですね。
以下に列挙します。

1)個人名義では2回線までしかパケットシェアできない。

 個人回線でパケットをシェアするのは音声1台+データ1台の組み合わせのみのようです。例外になるのはフォトパネル(=デバイスプライス)等だけのようです。つまり個人でも複数端末を契約する場合は、高額な家族でのパケットシェアに誘導されます。ちなみにシュミレーション結果、2GBの個人契約でも音声+データで計9000円かかります。2GBを分けあっても、です。これはシュミレーターの間違いかもしれません。
<以下引用>
注意6
カケホーダイプランを代表回線として同一名義のデバイスプラスがシェア可能です。また、「2台目プラス」の申込みで、カケホーダイプランを代表回線として同一名義のデータプラン(1台)もシェア可能となります。

<以上引用>

2)月額基本料が高騰

 音声のみの場合、従来980円でしたが、新プランでは2200円(ガラケー)、2700円(スマホ)となります 。2年の定期契約が無ければさらに高額です。かけ放題とトレードオフとはいえ、従来の料金プランが新規契約不可となると、実質値上げですよね。ところでSMS料金てドコモはキャリア内有料だったんですね。



3)個人回線ではパケット上限が2GB(3500円)ないし5GB(5000円)

 7GB上限だった昔に比べて改悪です。ドコモのスマホにMNPする場合、パケットをガンガン使うなら今の料金プランで契約しておくべきかもしれません。っていうか、月々サポートを仮に廃止するとしたら、なめてるんじゃないかな、この価格設定。


4)家族回線ではパケット上限が10GB(9500)円~

家族で2GBがあれば容認したけど、10GB固定ってのがすごく中途半端でいやらしい。低額維持が出来ない。つまり実質的にパケット料金については値上げと規制のダブルパンチ。同一ファミリー内の10回線が上限です。家族回線だと、月々サポートをどう適用するかも見えません。シ ェアオプションが1台あたり500円発生します。


5)月々サポートの存在が不透明

 新機種に機種変した際の価格差をどう料金プランに反映させるのか見えません。悪い予測としては、実 質0円以外の割引が存在しない、むしろハード単価が加算されることはあっても割引となることは無いと言 うことでしょうか。

6)個人に対する長期割引が11年目ないし16年目以外存在しない。

 家族での使用は割引はあります。実質的にはU25偏重優遇に代わりありません。家族回線への誘導が酷いです。


7)らくらくパックのパケット代が高い
従来は500MBで2839円。それが200MBで2000円は問題外じゃないでしょうか。値下げといえないことも無いですが、機種サポートの割引の有無によってすごく微妙なことに。


8)基本的な考え方
 家族だと、(スマホ基本3000円×家族人数)+(パケット代9500円÷家族人数)+(500円×家族人数マイナス1)という計算。 チェックするまではそこまで悪いと思っていませんでしたが、笑うしか無いほどの改悪っぷり。 iPhone5sをMNP一括で3000円未満家族割で使えてたわけです。それが消えてしまったな、と。新プランだと 普通に考えて家族4人で10GBを分けあって1人5500円/月。3人だと単純に増えるはずです。MNP価格と比較するのは間違っているかもしれません が、パケット使えない割に高いよね、と。

消費税増税と相まって実質値上げです。かけ放題目的で音声1台データ2台で契約しても、うーん、サポートによる割引無ければ高いよなぁ。むしろ家族で使う場合に従来より高騰してる印象でした。どうしよう。

2014年1月13日月曜日

Nexus5 新規一括0円+GL10P一括0円

本日、都内のイーモバイルでNexus5 新規一括0円+GL10P一括0円を契約してきたのでメモも含めて覚書。

<前置き>

1.世の中にはNexus5新規一括0円、コンテンツなし、ルーターなしがあったようです。
2.私はコンテンツ3ヶ月、2520円×3発生です。お得度はマイナスですがルーター一括なだけマシでした。
3.ルーターも3Gルーターであればランニングコストは今回の例より低価格で580円です。
4.渋谷とかだとMNP一括プラスルーターセット案件、Nexus5新規一括ゼロ円コンテンツなしは正直、運の要素も強いかと。
5.イーモバイル版であっても、Nexus5はSIMフリー端末です。


<費用>

新規契約料:3150円x2回線
コンテンツ:2520円x3ヶ月

 =初期費用概算13860円

月額費概算:3715円(内訳:Nexus5が2515円+GL10Pが2180円-Wi-Fiセット割980円)

初月はNexus5の本体分の割引が加算されません。しかしパケットを初月のみ2段階(低使用量では1050円の日割り計算)にすることで費用を抑えられます。


<イーモバイルの諸問題>

1.3日で1GBを超えると通信制限、月で7GBを越えると通信制限。ルーター、Nexus5ともに。
2.2回戦契約なので2年目の更新月解約以外で金額発生。
3.GL10Pは3Gと4Gの回線を自動で切り替えるSIMロック端末。GL9Pより小型だがバッテリーとして充電する機能はなし。

<感想>

正直言って、ルーター付はゴミだと考えていました。現状、家族に渡せばいいんだと気づいて考えを改めつつあります。GL10Pの運用コストは、Nexus5を維持する前提では概算1200円/月です。これはMMVOと比較しても同等のコストです。私の契約しているIIJMIOは、MMVOとしては高速ですが、200Kbps+500MBのミニマムスタートプランで費用はSMS合算で1092円/月。GL10Pは契約解除料が発生する、IIJMIOはルーターがないなどの違いがありますが、通信面ではGL10Pのプランはもっと高額なIIJMIOのプラン、たとえば2GB制限のライトスタートプラン1596円以上に相当するといっていいでしょう。評判の悪いルーターではありますが、無料端末としては優秀そうです。

私は家族にはパケット定額を外したiPhoneを持たせています。auの場合、パケット定額を外すことが可能です。(割引もなくなります)この状態で、SMSは問題なく使えますし、MMSはWi-fi経由で使用可能です。基本的に家族は家にいることが多いのでWi-Fi運用で問題ありません。iOS6時代は、たまにモバイルデータ通信をオンにしてしまうことがありました。iOS7ではネットワークのリセットや、iPhoneをバックアップから復旧させない限り用意にモバイルデータ通信はONにならないように改善されています。

そんな家族にMMVOのSIMをさしたルーターを持たせるつもりでしたが、この費用ならそのまま渡してしまえばいいなと。1台あればまず十分なので、結果的にいい買い物だったかもしれません。

一括購入したiPhone5の通信費の内訳は5700円-500円(スタート割)-2039円=3161円。大体イーモバイルで運用した場合のランニングコストに等しい結果となります。2台持ち前提に立てば、テザリング需要はNexus5、ルーターは家族に渡せばそろばんの勘定はあうのかな、と自分に言い聞かせています。

しかし三ヶ月程度使ってみて不満が出るようであれば、3月にMNPでドコモに移ってしまうのがいいのかなと。3ヶ月維持の約束ですし、MNPの弾のひとつになるのならありかと。ちょっと使ってみて考えようかと考えています。いずれにしても唯一残していたiPhone5のパケットフラットを外せば何とかなりそうに思えます。1月いっぱいはiPhone5、2月からNexus5であればちょうどパケットの切り替わりもうまくいきますしね。 ドコモのiPhone5sに家族で移る計画が私の中にはあったのですが、凍結してしまえば現状維持でもよさそうです。端末はさておき、ドコモでルーターとテザリング可能な携帯端末がこの月額で運用できるなら移りますが、新規では十分な案件だったのではないかと今は考え始めています。年末のNexus5新規一括は解約率的に問題が多かったらしいので、福袋に当たらなかった身としては次善の策だったと思いたいですね。