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2011年8月30日火曜日

黒い三連星モードでのクリア記録

 PSPの新ギレンの野望を、黒い三連星を難易度ノーマルでクリアしたので、攻略経過を軽くまとめ。

①黒い三連星専用ドムを改造する

 発言力に余裕はあるので、ドムを改造しておく。おそらくクリアまでこの専用ドムに乗ることになる。私は装甲以外をマックスにしたが、死亡すると一発でゲームオーバーになるため、ガイアは装甲をMAXにする方が良いだろう。というか、結構改造しても強さはギリギリなのでガイアは最前線に立たせてはいけない。重要拠点に攻め込ませてもいけない。

 重要拠点のすぐ外で、援軍を要請できるように待機させるのが基本姿勢になる。戦力としてもNTでないしアムロ程強いわけではない。前線は、オルテガやマッシュに任せきりにしてしまっていい。その2人にしたところで、2度撃破されると死ぬ設定なので、スタックの一番後ろに来るように隊列変更する方が賢い。


②シャアを部下にする

 シャアは少佐のため、中佐になったガイアの部下とすることが可能だ。シャアは何故かガウに搭乗している。オデッサに転がってるマ・クベ専用グフに乗せたが、シャア専用ズゴックやシャア専用リックドムが申請可能な為、どちらかに搭乗させても良いだろう。

 シャアは貴重なNTであり、ジオン唯一のNTの可能性がある。(恐らく初期配置キャラクター以外にキャラクターは増えない)ララァやクスコ・アル、シャリア・ブルの存在は確認できなかった為、シャアの確保はクリアをする上で重要になる。

 私はブラウ・ブロがリリースされるまでは地上で戦わせ、NTを発現。ブラウ・ブロ登場後は、ソロモン~ルナツー間を防衛させた。ブラウ・ブロをうまく補給ポイント上で活躍できると圧倒的な戦力になる。

 あとは、補助的にシャア専用リックドムにアナベル・ガトーを搭乗させたりするといい。ヴァル・ヴァロやジオングを前線に配備する頃には、ジャブロー陥落によるクリアが達成できる。


③ズゴックは弱い、グラブロでいけ

 今回、全体的にジオンのMSMが弱体化していると感じられた。水中用ガンダムがかなりの堅さであるのに反比例して、ズゴックは極めて脆い。スタックの関係で3機編成機が1機編成になったからかもしれないが、ズゴックの量産は極めて危険である。個人的にはアッガイのつもりで運用する方が賢いと感じるほどだ。(シャア専用ズゴックにしても、シャア専用アッガイ位の性能だろう)

 結果として、陸戦に使うのは間違いで、水中拠点や、海岸沿いの拠点を占拠していく補助兵器の役割が一般化する。

 水中を制するにはグラブロの登場を待たねばならないが、グラブロにしたところで水中用ガンダム2機を相手にすると分が悪い。連邦はフィッシュアイ(水中型ボール)を大量投入してくるし、ドンエスカルゴといった対戦哨戒機もある。しかも、水中拠点が減っているので回復場所にも難航する。

 水中用ガンダムはなるべく陸にあげて仕留め、フィッシュアイの群れはグラブロで狩るのがセオリーとなる。そのグラブロにしたところで、回復に難航するのでマッドアングラーを回復拠点として併用するのが必須、という感じか。

 グラブロがでるまではなるべく陸戦で片をつけ、海中の残敵掃討はAI任せにした。フィッシュアイは陸に上がれないし、水中型ガンダムは拠点防衛のため陸に上がってくる。重要拠点にもよるが、陸が主体のマドラス、北京でそれでは問題ないと感じた。中枢さえ押さえれば、後は拠点でユニットを自由に生産して貰う方が速い、という事もある。


④陸戦をどう制するか

 ジオンに陸戦用の決定的なMSは存在しない。あえて言えば、改造しまくった1機制限機を大量投入するしかない。黒い三連星用ドム、イフリート改、シャア専用ズゴック(脆い)に、ドムやグフを補助的につけるしかない。量産機は消耗前提で、改造する価値があるかは微妙なところだろう。NPC確保を優先して、機体は損耗するのを前提で置き換えていく感じか。

 今作は、敵も味方も砲戦MSが極めて有効だ。一年戦争時代のMSの機動力はたかがしれているし、火線も集中させやすい。ガンタンクⅡの火力が集中したときの凶悪ぶりは、AIが証明してくれる。

 私はドムキャノン、ギガンといった辺りから砲戦MSの強さに目覚めたが、ジオンではザクキャノンという優秀な砲戦MSがある。これを敵の重要拠点近くにガイア機(主人公の搭乗ユニット)を持って行って【要請】すると、敵にすぐ侵攻できる位置に配備されるので便利だった。というか、これが重要拠点攻略の基本戦術になる。

 ある程度、中のMSをおびき出して集中砲火で排除してから、強力に改造したMSを導入し、移動力を強化した機体で補給ポイントを占拠、うまく回復しながら敵の戦力を排除していくことになる。


⑤戦線は宇宙と地上

 地上であちこち防衛ラインを形成したくなるが、NPCはそれなりに優秀なため、オデッサ方面と、北米~ジャブロー方面は放置して問題なかった。

 ベルファストは戦力が整っていない段階で攻め込むと、MSMの性能の違いとか、戦力の充実度の差で難航する。ジャブロー攻略には、ベルファスト攻略も、ルナツー攻略も必要ない。なので、まずはオデッサからマドラス攻略を目指し、続いて北京を攻略、ハワイはジオン拠点なので、南下してトリントンを攻略すると良い。トリントンを攻略すれば、ジャブローを攻略可能になる。少し手間はかかるが、2Tかけてキャリフォルニアへユニットを輸送する方が、結果的には速くジャブローに到達できるだろう。


⑥対ジャブロー戦

 中南米はNPCが一進一退の攻防を繰り広げていたが、トリントンで勝つとそれなりに圧倒し始める。ザンジバルでゲルググA型を投下しだすと、比較的容易にジャブローに取り付ける。ジャブローはNPCがガンガン攻め込んで囮になってくれる。

 まずはグラブロで海岸の安全を確保し、損耗したらジャブロー外に待機させたマッドアングラーで回復させる。

 陸戦ユニットは左下から侵攻させると、補給ポイントを確保しやすい。アムロのガンダム等の強敵がいるため、反撃をしない、索敵をしてから攻撃対象を特定することが重要になる。左上方向から、NPCがガンガン部隊を送り込むので、左下はそこまで過酷な戦場にならなかった。損耗に気をつかいながら地道に攻略を勧めると、敵の数が減ってくる。砲戦MSを前線に送り込みつつ、壁のMSが耐える展開が続く。

 実はある程度数が減ったところで、本拠地の敵ユニットが消えた。最寄りのハイゴックを編入して占拠したところ、あっさり勝利してしまった。なので、邪道な勝利をしたかもしれない。一応、ビグザム投入が間近ではあったので、あのまま進めても勝利できたと思う。


⑦役立つ小技や注意事項

 ・艦船に搭載して輸送

  今回重要拠点に駐留直後のユニットは輸送対象とならない。が、未行動の艦船に搭載すれば輸送できる。これは重要なテクニックになる。その為だけに、艦船を配備しておいても良いくらいだろう。


 ・合体や脱出で一機制限機を量産

  FAアレックスやFAガンダムを脱出すると、アレックスやガンダムになる。FAアレックスも1機制限であるため、数ターン感覚でしかアレックス化できないが、それでも数をそろえられるのは大いなる強みとなる。合体によっても一機制限をクリアできるようなので、色々試せば強力ユニットの増産が可能になる。(が、ジオン側ではガンダムに類する強力ユニットが存在しない)


 ・要請の方が編入より安価で、前線配達

 指揮官機の周囲に配達される要請の方が、発言力の消費は安価である。損耗をした機体を使うより遙かに良いし、最前線に配達される。逆に、拠点内に駐留中だと配達をしてくれない。なので、常に、拠点周辺に指揮官機をおく方が効率的だ。

 逆を言えば、陸にいる指揮官機に、宇宙専用機の配達は困難だ。方法はあるかもしれないが、拠点への配達も難しいようなので、宇宙で既に存在している機体を編入して、ソロモン等へ輸送するのがセオリーとなる。

 なので、指揮官機のない戦場は編入によってしか戦力を補強できない。NT機のような強力ユニット主体なら悪くないが、それ以外はAI任せにする方が賢いだろう。

 この仕様からいくと、ジャブロー付近にビグザムを大量投入することも可能だ。指揮官の役割は、どちらかというと従来のシステムより、座標アイコン的な側面があると感じる。

 ・NPCはかき集める

 NPCはかき集める方が良い。機体入手にかかる発言力は、後半にロールアウトする機体になるほど高騰する。なので、なるべく初期にそれなりにキャラクターをかき集める方が安上がりかもしれない。要・不要を見極める必要もあるので、強いキャラか、安価に入手可能なキャラに限定しても面白いだろう。

 ・毎ターン要請リストを眺める

 新MSの投入は、要請リストを眺めるか、ズムシティの部隊をチェックするくらいしか確認方法がない。リリースの間隔はそれなりに短いし、後になればなるほど強力な機体が登場するし、輸送の関係で速く気づく方が良いので、毎ターン、新機体がないかチェックする方が良い。し か し、ゲ ー ム と し て は 何 か 間 違 っ た 努 力 を 重 ね て い る よ う に  も 感 じ ら れ る ので、要改善点といえる。

2011年8月28日日曜日

印象はリアルタイムストラテジー的

パイロットモード(アムロ・レイ:一年戦争)をクリアしたので少しまとめ。

○ パイロットの立場で一年戦争を経験できる
○ 開発を意識しなくて良い
○ AIが他の戦線を維持する
○ 要請した機体がそのとき主役キャラのいるポイントに送り込まれる。
○ 非番のパイロットは、どのエリアの機体にも即座に搭乗可能(解任直後はそのエリアのみ)
○ 階級が下であれば(発言力次第で)誰でも部下に出来る
○ アレックス(ガンダムNT1)は一機制限機だが、FAアレックスを脱出して増産可能

× 戦闘があまり緻密ではない(乱数効果が大きいのか、ダメージが増減し結果が変わりやすい)
× 上記を踏まえて全般的にユニットが脆い印象がある
× ユニットが脆い上に、前線配備に時間がかかる(数で押すなら、発言力が高いキャラが有利)
× ダメージ問題もあって数で押されたときの対策がほとんどなく、成長したエースパイロット程度
× 終盤は数の勝負になる
× 味方AIは後方防衛に関しては弱い
× 機体の配備の問題からパイロットモードで複数の戦場を掛け持つのは厳しい
× MSのリリースタイミングが分かりにくく、リリースも急
× ワールドマップ上、突然敵部隊が出現したように見える(索敵が影響?)
× 各パイロットモード内でのイベントが弱い、というかほとんどない

 ほぼ一年戦争の機体で終了するので、超強力機体で固める手法はあり。
 ワールドマップの影響もあって、補給路の構築は今まで以上に重要に。

 アムロは単体が強力で、セイラという強力NTもいるし、
 カイ、ハヤトをはじめ使える手駒も多い。
 早めにガンダムや、ペガサスを確保すれば苦労はないだろう。

 宇宙にでて陸ガンが使えなくなり、数で勝負となるソロモンが山場だが、
 後は大体補給路を確保した上で地道に敵を撃破し続ければ勝てる。

 パイロットモードは他に黒い三連星が存在。
 黒い三連星モードをちらっとプレイした限り、初期状態はそれなりに強く
 ガンダムを撃破できる上に、中佐に昇進するので、
 シャア少佐を部下とすることが可能だが、反面、
 当時のジオン軍はガンダムほどの絶対的強力MSがなく、
 大差の連邦軍を相手にするとガンタンク2等の火力の集中で
 瞬殺される構造的な問題が。

 パイロットの成長をさせつつ機体が出そろうのを待つのか、
 改造を駆使して速攻を目指すのか難しいところか。

 タイミングが非常に重要なのでどこかリアルタイムストラテジー臭さも漂う。
 腰を落ち着けてじっくりプレイするより、やり直して最適なプレイを探る感覚がある。
 新機軸ではあるが、名作とはなり得るためには、攻略のセオリーが発明されないと
 弱いのではないかと感じる。

2011年8月27日土曜日

新ギレンの野望は買いだ

 色々言われているが新ギレンの野望は買いだ。プロダクトコード自体は初回限定ではなく、新品には全て含まれるので、中古対策といった意味合いが強い。DLC商法も割高だとは思うが、シリーズが発展してくれるならアリだと思う。私個人としては、Vitaで確実にプレイでき、プロダクトコードも含まれるダウンロード版がでるまでDLCは買わないと思うが。

 肝心のゲームバランスだが、極めて悪い。(これはアムロを主人公としたパイロットモードでの話だが)発言力さえあれば曹長が新型機を確保しまくれるのもどうかと思うし、新型もバンバンロールアウトされる。世代交代は極めて速い。その上、ワールドマップ方式なので、移動が厳しい。移動力の差が如実に出る。重要拠点間は【輸送】が可能なため、2Tで移動がでいるが、これを高速と感じるようなゲームバランスである。輸送に時間がかかる割にMSのリリースが遅いので、攻略側が不利なゲームバランスだ。しかも終盤は膨大なユニット量を防衛側が有するのでとにかく酷いことになる。AI任せの味方部隊が虐殺される様を眺めながら、重要拠点攻略にいそしむしかない。

 ただ、それでもギレンの野望の新機軸を打ち出すことに成功していて、熱中してプレイできる。

 いまいち動作が最適化できないので気がついたら、アレックスがジャブローに転がってたりだとか、フルバーニアンが転がってたりする。オデッサにビグザムが転がってるし、味方が補給路を維持しないので、その為に部隊を割く必要もありそう。

 シナリオ面に関して言えば、微妙に省略されてるので、敵も味方もキャラクターが死なないようだ。また、間違いなく水増しは簡単な内容だが、ボリューム不足はあるだろう。1年戦争のシュミレーターとしては興味深い物の、正直飽きるのも速そうではある。

 新ギレンの野望というシリーズとしてはこれでいい。操作方法の不親切さなど改善された廉価版が出ればなおいい。従来の系譜システムと、初代ワールドマップ方式、今後はこの二つを両輪として息の長いシリーズにして欲しい物である。

 その為にも、興味のある方は買いだろう。

2011年8月17日水曜日

PS3 24980円に

 年末商戦を見据えたSONYがPS3値下げに踏み切った。欧州なら即日、日本は8/17発表の8/18からの値下げとなる。SONY的にはPS3とPS VITAを連携して年末商戦を制する腹だろう。160GBモデルので定価が29800円から24800円となる為、毎度ながら、中古買い取り価格等の反映で被害を被る事業者も出るのではないだろうか。


 私は49800円で初期型の20GBモデルを購入しているので世間一般よりは相場観はズレている自覚はある。が、人の反応を見る限り買ってもいい値段に近づいたようだ。今回の値下げ幅は5000円、Wiiとの価格差も5000円となる。本気で欲しければ5000円差はたいした差ではないが、悩んでいる人の背中を押す効果はあるだろう。値下げした直後は買いやすいし、初期価格の半値以下となる。

 実際、何の気なしに話したところ買いたいという人が出た。1万円台のモニターとセットでという話で、込み込みでも安く感じられる環境が整ってきたのだろう。


 売れ筋の三菱の液晶は、19800円だ。ちなみにNTT-Xだと値引きで更に2180円安く17800円で購入できる。送料も無料だ。ただ、この製品はIPSパネルでなくTNパネルだし、HDMIケーブルが付属しないので注意は必要だ。(HDMI端子はある)

 PS3は24980円+液晶モニター17800円+HDMIケーブル300円

 =43080円

 ソフトを購入しても5万円を切る、こう考えると安くなったなぁと感じる。



 実は、私の初期型20GBは猛暑が祟ってか、長時間負荷をかけるとシャットダウンするようになってしまった。当然保証期限外だが、初期型は貴重なので修理依頼をしたばかりだ。アンチャーテッド3までには修理か買い換えで解決したいと考えている。1万未満なら修理、1万以上なら修理費確認がSONYのPS3修理サポートの基本姿勢なので、それで良いと思っていたのだが定価が下がると買い足し障壁が減ったように感じている。


 不具合もblu-ray再生やtorneには支障がない。もう一台足して二台体制にする方が幸せかもしれない。ちと、やり過ぎにも思えるのだけれど。

2011年8月15日月曜日

LGA1156の終焉

 IntelのCore iシリーズ用のチップセットLGA1156が、SandyBridge向けにLGA1155に刷新された。その結果として、旧型のLGA1156チップセットが安い。


 2980円と格安のLGA1156のマザーボード。私が見つけた段階で75個、記載の段階で64個の在庫がある。5000円以上になるように調整して購入すれば送料も発生しない。この製品に限らず、どこもLGA1156の在庫を放出にかかっているようで、中古であれば似たような値段で入手できそうだ。ちなみにこのマザー、PCIが3本あるので、PT2の2本差しも問題ない。

 LGA1156は今後の展望が全くないので、将来的なアップグレードの選択肢はないがこの値段だと予備機の1~2台を組んでみたくなる。そこで少し思考実験を行う。


■CPU

 CPUはコストパフォーマンスを考えるとPentium G6950辺りが手頃ではないか、新品での購入は少し難しいかもしれないがネット通販の中古で良ければ売価5480円(買取4000円)で販売されている。CPUファンが付属しないバルク製品だが、G6950はOC耐性が高いという話がある。


 こういう記事が作成されているように4Ghz越えも珍しくないようだ。記事中にある「OC Genie(オーシージニー)」機能搭載マザーなのも興味深い。ただ、記事自体が1年超前の記事であり、中古のCPUを探る感じなので、G6950に限らずオークション等で安く入手できたら、という程度の話にはなってしまう。将来性を考慮するとLGA1155で組む方が確実だからだ。


■メモリ

 マザーは1333/1066/800の4スロットに対応している。円高か需要減かどちらが理由にせよ、1333の4GB×2枚組は、3000円台(平均3800円前後)で調達可能なようだ。4GB×4=16GBにしても6000円で済むのでお得感はある。流用が不可能と考える方が良いが、安いうちにMAXにすると言う考え方もある。16GBメモリーにしておく方がマシンの使い勝手はいいだろう。

■結論

 電源、ケース、HDD、VGA、OS、キーボード、マウスといった自作慣れした人が余らせやすいパーツを考慮しなければ、2980円+5480円+3800(7600)円=12260円(送料別)で主要部品が揃う。店舗に赴く、更に安い製品を保持している、下取りに出して買い換えるなどすれば、更にコストを圧縮することも可能だろう。(G6000シリーズの場合、内蔵GPUを使用できないようなのでVGAが別途必要になるのがネックだが、CPUを変更すれば対応も可能だ。)

 LGA1156自体は終焉するが、Core2DUO世代に比べれば性能に勝るのは確かで、メインマシンの刷新をするよりも、サブマシンの刷新を安価に行える環境が整いつつある。サブマシンに使用しているであろうCORE2DUOはまだ一定の価格で買い取りがなされているので、それを下取りに出して買い換えるのも面白い。

自作においてはCPUやマザーは意外と安く調達するのが難しい。1万円台でマザー+CPU+メモリーが入手可能なので、対費用効果が高いと思うのだが、いかがだろうか?

2011年8月13日土曜日

フレッツテレビに気をつけろ

 我が家はフレッツテレビを愛用しているが、幾つか障害があったので記録を含めて記載しておく。苦情と言うほどではないが、問題点の整理であり、対処法のレポートとなる。

 私が考えるフレッツテレビの2大弱点は①天候に弱い ②終端装置から出るアンテナレベルが低い ことだ。

 ①天候に弱い

 ①に関しては意外に思われる方も多いと思うが、巨大アンテナで受信しているだけなので元のアンテナに障害があるとどうしようもない。これはBSで顕著だ。(地デジは改善されているかもしれない)

 ただ、一般的な家庭用のアンテナと比べれば天と地ほどの違いがあるのも確かで、よほどの雷雨でなければ乱れないと補足したい。家庭用BSアンテナは雨粒が多いとNGなので、その対策のためだけにフレッツテレビに加入するのはアリだと思う。これは単に、完璧ではないと言うだけに過ぎない。(過大広告気味ではあるので、そこは十分問題だとは思う、以前電話でサポートとやり合ったことがある。)

 ②終端装置から出るアンテナレベルが低い

 ②に関してはそもそも想定されている運用レベルが低いのかもしれないが、アンテナのレベルがけして高くはない。リビング周りで使うには足りるかもしれないが、我が家のように各部屋に分配するとブースター設置を勧められることになる。1万円ほど追加でDXアンテナ製のブースターを設置した。

 それでもアンテナレベルが低いので苦労することになる。私の部屋はPT2とtorneを使用しているが、

①壁から地デジとBSデジに分波

②地デジをtorneに接続
 BSデジを分岐させてPT2へ

③torneのOUTを分岐させてPT2へ

 これでなければアンテナレベルが安定せず、使い物にならない。他の部屋でもテレビを使ってるし部屋数も多いとは思うのだが、この組み合わせでないと不具合が出る放送局が出てしまった。


<駄目な例>

①壁から地デジとBSデジに分波

②地デジを4分配し、torneとPT2に接続
 BSデジを分岐させてPT2へ

 この組み合わせだと、troneで全く受信が出来なくなる。液晶テレビを買ったらどうなるんだろう、と危惧せずにはいられない。その際はブースターを買わないとしょうがないだろう。

 今時、アンテナを接続するのがテレビだけと言うことはあり得ないし、テレビも複数のアンテナを要求する。それを各部屋毎にやっていくと、設計されたアンテナレベルを超えるのだろうなと思う。専門家ではないが、けして楽観視は出来ないレベルだろう。

 ただ、安定しているので、配線を見直せば劇的に改善することも多い。デジアナ変換もあるので、過渡期にはうってつけのサービスだとは思う。

2011年8月1日月曜日

デウスエクス3作目を前に、是非2作目を

 デウスエクス:インビジブルウォーは、初代XBOXとPCで発売されたサイバーパンクアクションで、シリーズ2作目となる。1作目のデウスエクスも傑作の名高いFPSだったが、本作でシリーズ初の日本での家庭用ゲーム発売を果たした。(初代は海外ではPS2版が発売されているようだ。)GOTY版が発売されているという事で初代の高評価ぶりが理解できるのではないかと思う。

 海外PC大作ソフトの続編が完全日本語版XBOX用ソフトとして発売されたときには狂喜したし、出来も素晴らしかった。私の中では、当時のXBOX最強ソフトだったし、HALOよりプレイ時間も長かったかもしれない。ただ、それは好みに合致した為や、ストーリー性も含めた話だと思うので、今となってみればHALO1,2の凄さが別格なのも分かる。(家庭用からPC用に殴り込みをかけて成功したタイトルもそうはない。)

 海外ではビッグタイトルでも、国内ではマイナーソフトであった印象は免れない。しかも正規の日本語版はXBOX版だけなので、興味がある方はまずXBOX版でのプレイをお勧めしたい。なお、STEAM配信されているので、英語版であればPC版の入手がかなり容易だし、安価となる。セール時に購入すれば更に安く購入可能だ。(私はセールでDEUS EXコレクションを$3で購入した



 3作目は開発スタジオを買収した関係で、スクエア・エニックスより発売され、前評判も上々のようだ。日本ではマイナータイトルだが、世界的にはビッグタイトルで。今日は3作目への期待を込めて、2作目の何が面白かったかを説明したい。

 初代もそうだが、インビジブルウォーは極めて自由度の高いサイバーパンクRPGだった。全体的なシステムのテイストはマスエフェクトシリーズに酷似していると感じる。そして本作の売りは自由度の高さで、(当時としては)FALLOUT3的な楽しさを感じさせた作品と言っていいかもしれない。

 FPS的な視点に、題材がサイバーパンクであること。巨大企業が支配し、秘密結社や騎士団が暗躍する世界観、分岐するストーリーはそれだけで十分魅力的だった。そのような骨格部分に加えて、よく言われる主人公の身体改造スロットが特徴となる。要はサイボーグとしてどのパーツをどのように強化するか、ということなのだが、FALLOUT3のPEAKS的という方がわかりやすいかもしれない。

 FALLOUT3をイメージしてもらえばわかりやすいと思うが、例えば格闘戦に特化して育てるという事が可能だ。勿論、有利な点もあれば苦労する点もあるし、ミッションによっては格闘戦だけで切り抜けにくいものも存在するので、そこをどうクリアするかも楽しみになってくる。ハッキングに特化する、隠密系に特化することも可能で、FALLOUT3以上に戦闘でスタイルの特性を活かしやすかった。ぎりぎりのバランスを見極めつつ、器用貧乏に生きるのも可能で、どう育てるかが鍵という点では、FALLOUT3にかなり近かっただろうし、スタイルを変える事で2周目、3周目も楽しめた。善悪というわけではないが、プレイヤーの立ち位置によって組む相手が変わるし、エンディングも変わってくる。この辺りのバランスが絶妙で飽きさせない。

 加えてメタルギアを意識したかのようなMAP構成と、狭い世界での行動の自由、そして必ず第二、第三のルートが用意されている仕掛けがプレイヤーに自由度を感じさせた。警備厳重な表玄関があれば、ハッキングによって開放される裏口もある。とてつもない強敵も、近くにある砲台をハックすれば倒せたりする。機械から見えない存在になることで戦闘を有利にすすめることも可能だ。

 今となってみればFALLOUT3ほどの自由さはない。ストーリー的にも1本道に近く、組む相手が変わる程度だ。だが、それでも面白かったし、やり方を選べるのは自由だった。それに一本道でも名作ソフトは数多く、BIOSHOCKも名作と言える。


 とりとめのない話になってしまったけれど、GOTYに輝くようなソフトはやはり面白い作品が多い。デウスエクスはレビューの評判もよく、順調に行けば今度のGOTY候補の有力な一角だ。意識をして損をしないソフトだし、値下がった過去作を夏休みにプレイするのも、また楽しいのではないかと思う。