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2014年4月12日土曜日

スマ放題とカケホーダイの比較

【背景】
・米国では定額方式の携帯プランが一般化しつつある。
・定額化することで顧客単価が設定しやすくなる。(契約数に応じた純益の確保)
・MNP市場の活発化により、転移を繰り返して携帯番号の枯渇や携帯代金や販売奨励金を浪費させるユーザーへの対処。
・iPhoneの横並び販売に象徴されるハードウェアによる差別化の困難化(=土管屋としての差別化)
・MNVOの躍進によりデータ通信の差別化がしづらい状況。(MNVO事業者はドコモの回線を使用できる為)
・音声回線は未だ3Gだが、音声もLTE化する(VoLTE)事により定額通話への道筋が開かれる。


□スマ放題:Softbank 4/21スタート
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140401_02/

対象:4Gスマートフォン

旧プラン:不明(スマホ限定プランのため、ガラケーでは旧プランが適応のはず)

音声定額:限定的定額(3分未満/月50回~5分未満/月1000回)キャリア内時間指定無料

最低月額:980+300+300+5980(2GB)+税=7560円+税

スマ放題の既知の問題点:
1)無料通話分を超えると通話料金が発生(30秒20円は従来プラント同一)
2)データ通信に関しては上限を超えると青天井(300円のオプション加入が128K制限に必要)
3)機種サポートについては不透明ながら従来通りと予測される(パケットからの割引)


□カケホーダイ:DOCOMO 6/1スタート(5/15予約開始)
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/index.html

対象:全ての端末(ガラケー、スマホ、データ通信端末、フォトビジョン等)

旧プラン:新規受付停止

音声定額:完全定額(固定電話宛、携帯電話宛の時間制限、キャリア制限なし国内無制限定額)

最低月額:2700+300+3500(2GB)+税=6500円+税(ガラケーは6000円)

カケホーダイの既知の問題点:
1)全製品を対象にしたプラン変更(スマホのみならずガラケーも含まれる)
2)パケットプランの必須化?(パケットパック未加入の料金設定があるので必須化ではない可能性も)
3)機種サポートについては完全不透明(割引廃止?)


□今後の課題
現時点で、スマ放題とカケホーダイを比較するとカケホーダイの方がよく見えます。 しかしパケット単位での価格設定はdocomoの方が高いことは間違いありません。 そしてほぼ確実にソフトバンクは機種代金の分割購入新スーパーボーナスを維持すると考えられます。 この為、一括で購入する場合は利用代金が2000円程度割り引かれるでしょう。 新規キャンペーンで1000円の値下げを半年というものもあります。

逆にdocomoは料金プランが斬新すぎてよくわかりません。 間違いなくいえることはガラケーをカケホーダイで契約できることが特色と言うことです。 パケットプランが必須契約で無いのであれば、カケホーダイは神プランで間違いありません。 家族でパケットシェアをする場合に、従来の機種代金サポートの扱いが不透明となります。 一括購入したiPhone5sは2800円の割引が受けられます。 仮にプラン変更して3700円で通話定額+パケット2GBならおもしろいかもしれません。 家族でパケットシェアをする際に、全ての端末の割引が適応できるなら全然かまわないのですが 代表改選のみの適応となる可能性も。 まだ詳細がわからないと何ともいえず、本当にそこまで考えているのか不思議になります。


【結論】
docomoについていえるのは、音声定額にすることでソフトバンクの牙城の法人契約を崩しにきたということですね。 最低料金比較で、ソフトバンクより安い上に通話完全定額です。 ハードの差別化が効果を発揮しにくい法人契約において、docomoの優位性は圧倒的です。

ソフトバンク系列のウィルコムは音声定額で売り上げを伸ばしていました。 今回のソフトバンクの料金プランは好調なウィルコムの料金プランを採用したものですが、 ドコモの完全通話定額の前に魅力を無くしてしまいました。 大企業での採用も進むでしょうし、中小企業の営業が個人で契約する可能性も増えるでしょう。

一般消費者、特に若年層はLINEによる通話・メッセージが主になっています。 ドコモの料金プランは悪くありませんが、パケットの上限について2社とも抑えてきた印象があります。これは、パケット消費量抑制のみならず、 LINEやIP電話を携帯から閉め出したい思惑があるのかもしれません。

MNVOに音声通話可能なSIMが増えてきた中、完全通話定額を実施するのはすごい差別化です。パケットシェアを強制し、全体的なパケット抑制の方向に向かうのは時代的にはどうなんでしょうか。もうちょっと妥協点があっていい気はします。128K規制でさらに低額なパケットプランがあるならそれに加入したかったですね。カケホーダイのみの契約で受け付けてくれる(Wi-fi運用)、パケット代金から機種代金の割引が受けられるのならかなり期待できる料金プランといえるかもしれないのですが。



【追記】
ツイッター上だとドコモに問い合わせた人の結果として、

1)パケット契約は必須では無い
2)月々サポートはパケット契約をしている限り維持される

とのことのよう。

これだと既存回線は1人3700円程度で使えるので悪くないかもしれません。
基本使用料743円の割引はどうなるんだろう?

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