NGPの発表ではドコモの存在が大きく宣伝されていた(ように思えた)。NGPの3G標準搭載は消費者の支持を得られるかどうかはかなり厳しい情勢だが、NGPの2011年内国内発売について、SONYが自信たっぷりに断言しているからには、ドコモとSONYの提携成功がその背景にあるのはほぼ間違いない。
NGPの他国での展開が今ひとつハッキリしていないが、これは3G通信キャリアとの商談が全く進めていなかった可能性が高い。日本ではドコモとうまく提携できたのでSCEJは特に3Gモデルを問題視していないかもしれないが、海外のSCE(特に欧州)は3Gモデルの存在意義について悲観的で、Wi-fiモデルを切望しているような報道が多い。
ソニーエリクソンはauでも端末を提供しているものの、やはりドコモにおける存在感が大きい。NGPでSONYとドコモが提携している事と考え合わせると、XperiaPlayはドコモから発表される可能性が高い。XperiaPlay自体はauで発売しても不思議ではないが、ドコモで発売されるのは8割がた確実と私は考えている。ドコモにとっては提供可能な端末の中で、抵抗感が比較的少ないものだろうからだ。
ドコモはiPhone対応もあってかAndroidへは力をいれている。初代Xperiaは微妙だったかもしれないが、iモードメールをWi-fiで通信可能にするなどAndroidで商売をしていく姿勢を鮮明にしている。iOS搭載機に対するライバル心も考慮すれば、SONYのPSSなしNGPなりに協力的でも全く不思議ではない。
(4月以降発売なら自動的にそうなるはずだが)SIMフリーになるかどうかも含めて、ドコモからのXperiaPlayの発表が楽しみだ。春モデルの発表会は既に予告されているので、そこにXperiaPlayが入っていれば、賭けは私の勝ち、といったところか。
0 件のコメント:
コメントを投稿