3DSが到着したので、ざっくりとレビュー。見た目のチープ感は少なくとも感じなかった。初期設定での立体感もそれなり。音質は間違いなく良くなっている。
最初の躓きは、「OK」をタッチペンで押させる場合と、Aボタンを押させる場合。設定でも普通に出てくる動作なのだが、ペンとボタンの共存が出来ず、いちいち持ち替えて押す必要があるのが苦痛だった。正直、DS以上にタブレット操作を要求される局面が増えてる感触。個人的には不要なんだけどな・・・。十字キーとアナログスティックの位置も悪い。ペンの位置も取りづらくなってる。
3D表示に関してはゴミだと判断する。よく言われるように、左右に動くと3Dの視点がずれるのだが、ちょっとした身じろぎでもズレる。それを補正しようとして目が疲れるという悪循環。3D表示自体は悪くないのだが・・・ズレるとイラッとくる。ゲームに没頭すると、自然に3D表示はOFFにするだろう。
無線LANに関してはDS並みの設定でクリアーだ。ただし、3DS用と、DSソフト用と2回設定しなければならない。しかもブラウザーは本体更新で解禁される機能らしく、現時点で使用できない。ネットにつなぐメリットがないし、DSがテストに成功したというのを確認するくらいしかできない。
HOMEメニューは全般的にモッサリと動作する。軽快さが微塵も感じられない。正直、初期状態でこれだけ重いと今後が不安になるレベルだ。しかも全体的に分かりづらい。PSPやPS3の軽快さに慣れた人間だとつらく感じるだろう。
ARに関しては、本体内蔵だけで十分遊べるレベルだ。これが本格的なソフトとして開発されるとかなり面白くなりそうな手応えは感じる。3DSはやはりそっち方向だろう。
正直、製品としての完成度は予想以上に低い。ソフトで是正されるなら良いのだが、任天堂の自信作というのは信じがたい。明らかに、DSの方が衝撃性は上だった。普通の人は購入を見送るレベルかなぁ、と思う。欲しいソフトが出てからで問題ないだろう、これは。
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