私が考えるフレッツテレビの2大弱点は①天候に弱い ②終端装置から出るアンテナレベルが低い ことだ。
①天候に弱い
①に関しては意外に思われる方も多いと思うが、巨大アンテナで受信しているだけなので元のアンテナに障害があるとどうしようもない。これはBSで顕著だ。(地デジは改善されているかもしれない)
ただ、一般的な家庭用のアンテナと比べれば天と地ほどの違いがあるのも確かで、よほどの雷雨でなければ乱れないと補足したい。家庭用BSアンテナは雨粒が多いとNGなので、その対策のためだけにフレッツテレビに加入するのはアリだと思う。これは単に、完璧ではないと言うだけに過ぎない。(過大広告気味ではあるので、そこは十分問題だとは思う、以前電話でサポートとやり合ったことがある。)
②終端装置から出るアンテナレベルが低い
②に関してはそもそも想定されている運用レベルが低いのかもしれないが、アンテナのレベルがけして高くはない。リビング周りで使うには足りるかもしれないが、我が家のように各部屋に分配するとブースター設置を勧められることになる。1万円ほど追加でDXアンテナ製のブースターを設置した。
それでもアンテナレベルが低いので苦労することになる。私の部屋はPT2とtorneを使用しているが、
①壁から地デジとBSデジに分波
②地デジをtorneに接続
BSデジを分岐させてPT2へ
③torneのOUTを分岐させてPT2へ
これでなければアンテナレベルが安定せず、使い物にならない。他の部屋でもテレビを使ってるし部屋数も多いとは思うのだが、この組み合わせでないと不具合が出る放送局が出てしまった。
<駄目な例>
①壁から地デジとBSデジに分波
②地デジを4分配し、torneとPT2に接続
BSデジを分岐させてPT2へ
この組み合わせだと、troneで全く受信が出来なくなる。液晶テレビを買ったらどうなるんだろう、と危惧せずにはいられない。その際はブースターを買わないとしょうがないだろう。
今時、アンテナを接続するのがテレビだけと言うことはあり得ないし、テレビも複数のアンテナを要求する。それを各部屋毎にやっていくと、設計されたアンテナレベルを超えるのだろうなと思う。専門家ではないが、けして楽観視は出来ないレベルだろう。
ただ、安定しているので、配線を見直せば劇的に改善することも多い。デジアナ変換もあるので、過渡期にはうってつけのサービスだとは思う。
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