IIJMIOの音声サービスみおふぉんへのMNP転入が明日4/17スタートです。音声データ通信1GBで月額税込み2052円から。IIJMIOはかなり高速なサービスですので不満は出ないかと思います。受け専用の電話であれば、従来の電話番号をIIJMIOのみおふぉんにMNPするのもアリでしょうね。
難点と言えば、音声通話の付加価値が税別千円/月もあるかということ。データ通信の方に費用を割きたい場合、同等の金額を音声に割くのは割高です。050PLUSであれば315円、IP-Phone SMARTであれば0円で050番号が持てる時代、待ち受けだけに音声通話契約に千円を払いますか?
ただ、IP電話はもちろん通話品質が悪い難点はあります。従来の電話番号を引き継ぐというメリットが大きい人にとっては譲れない点かもしれません。ウィルコムは魅力的なサービスを提供しますが、070番号で従来の番号が使えないという難点も。ドコモの最低維持費高額化に不満がある方は、みおふぉんにMNPするというのは悪くない選択肢かもしれません。ドコモはキャリア内通話無料が有料オプションでした。なのでドコモからの移籍には非常に適したサービスとなっています。
MNPの規制についても、音声通話機能解除調定金((12ヵ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)× 1, 080円)となっています。つまり通常大手キャリアなら2年のMNP禁止期間がありますが、1年と一ヶ月で済みます。しかもいいところは、MNPの解除費用が減額方式というところ。1月早めにMNPしても1080円を多く支払うだけなので消費者目線のMNPサービスといえます。
ドコモの通信網を使うサービスですので電波の入りは同等でしょう。MNP優遇が今後も続くようなら、IIJMIOにいったん転出して1年後ドコモに戻るというMNP策を講じる方も出るかもしれませんね。MNP一括ゼロ円で端末を安く入手したい方には適したサービスかもしれません。3年周期になってしまいますが、それくらい我慢できる方も多そうです。
もし私の家族が現在ドコモの回線をもっているのだとしたら、2052円はギリギリ出せる水準ですね。MNPで1年後再転入する事を考えれば尚更です。ただMNPのCBがあるようなお店ではMNVOを歓迎しないことも多いので事前チェックは必要になります。MNPにおける1年縛りは特筆ポイントで、維持費も相対的に安く、覚えておいて損はないでしょう。パケット7GBのドコモの5Sが月々サポートとiPhoneのりかえ割を併用して3000円弱の維持費ですから、家族がこの回線をもっていて2052円で維持できるならありかと。そもそも、今回の料金は音声+SMS+データ1GBで2052円です。SMS+データ1GBの価格は1123.2円。大手キャリアの音声基本使用料並で格安のパケット維持費ではあります。
注意点としては、ドコモの端末ではMNVOのSIMではテザリングが出来ないこと。MNP以降の際、キャリアは拒否しませんがCB等の店舗独自の優遇が得られなくなる可能性がある位です。MNP回線の延命で1年延命とか、半年延命を考える場合に安くなる可能性もありそうです。厳密には事務手数料を考えると確実に安くなるとはいえないのですが、違約金を払うよりマシな状況はあり得ますよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿