ドコモのサポートの方から丁寧な回答をいただいたので下記に引用します。パッと見た感じ、満点に近い回答かと。 【以下引用】 【月々サポートについて】 ドコモでは、2014年6月1日(予定)から、「カケホーダイプラン」や「シェアパック」などの提供を開始することとなりました。 なお、現在、従来の料金サービスをご利用で「月々サポート」が適用されている場合、上記料金サービスに変更なさる際に「シェアパック」などの「パケットパック」をあわせてご契約いただければ、ひきつづき「月々サポート」が適用されます。 ※「カケホーダイプラン(ケータイ)」をご契約いただく場合でも、「月々サポート」の適用には「パケットパック」のご契約が必要です。 なお、シェアグループで子回線となる場合も「月々サポート」が適用されます。 また、シェアグループで子回線に限り、「月々サポート」割引額が割引対象料金を上回る場合は、上回った「月々サポート」割引額は、シェアグループ親回線の割引対象料金に適用されます。 【タイプXiにねんの契約期間について】 現在、「タイプXi にねん」などをご利用のお客様で、「カケホーダイプラン(定期契約あり)」に変更された場合、契約期間も引き継がれます。 【ドコモにのりかえ割について】 新料金プランへ変更した場合、「ドコモにのりかえ割」は廃止となります。 何とぞご了承ください。 【回線の契約について】 ドコモでは、同一個人名義の契約可能回線数を、回線種別ごとに設定しております。 詳細については、以下をご参照くださいますようお願いいたします。 ◆音声系プラン(音声通話が可能なプラン):5回線 ◆非音声系プラン(データ通信のみ利用可能なプラン):5回線 ◆特定端末専用プラン(特定端末の専用プラン):5回線 ◆ユビキタスプラン(特定用途向けの専用プラン):50回線 ※利用休止中/電話番号保管期間中の回線数を含みます。 ただ、新規契約時にはドコモで審査を行っているため、上記の回線数に満たない場合でも、預託金をお預かりすることや、お客様のご希望に添えないことがございます。 あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。 なお、パケットパックには、一人でご利用の場合の「データSパック/データMパック」や、家族でシェアする場合の「シェアパック10/15/20/30」などがあり、ご都合に合わせてご利用いただけます。 そのため、同一名義で複数の回線をご利用いただく場合でも、「シェアパック」をお申込みせず、一回線で「データSパック/データMパック」をご契約いただくことなども可能です。 【パケットパックの件について】 「シェアパック」などのパケットパックは、任意でのお申込みとなるため、お客様のご都合にあわせてご利用いただければ幸いです。 ただ、月々サポートの適用には、パケットパックのご契約が必要となります。 あらかじめご了承ください。 このたびは、お忙しい中お問い合わせいただき、ありがとうございました。 また、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 今後ともドコモをご愛顧くださいますようお願い申し上げます。 【以上引用】 音声単独契約可(パケットパックは必須では無い)、月々サポート引き継ぎ、新料金での「ドコモにのりかえ割」の廃止、既存の契約期間の引き継ぎ可、といったところですね。 1台で2GBを契約すると、月に6500円~。 3台で家族で10GBをシェアパケットすると、月に19500円~。 3台で家族1人が通常契約6500円+音声2契約3000円×2=12500円(月々サポート適用前)も可能とのことです。上記の例では月々サポートがつくのが1回線だけなので、9700円が月々サポート適用後の合計額です。(-2800円が1回線)しかし、3台ともパケットプランSをつければ3700円×3台の11100円となります。1400円程度でパケットがつくならいいんじゃ無いですか、というのがドコモの誘導とわかります。 メールと音声受け端末を家族に渡しておくという使い方をドコモはハッキリ拒否したと言うことです。最低維持価格は上昇しましたので、ガラケーの従来の使い方の方は今までの料金プランを維持する方が安いんですが、音声定額を餌に顧客単価を引き上げたいのですね。パケットプランを契約しないカケホーダイのみの契約が可能というのもその表れであり、既存ユーザーへの呼び水なんでしょう。 個人契約6500円の内訳は カケホーダイ2700+SPモード300+パケットパックS3500です。3500円のパケットパックの有無に対して、月々サポートによる割引の有無が発生します。iPhone5sの2800円の月々サポートであれば、実質700円の差となります。 今回の改訂では、パケットパックが高くなった印象があります。私の考えとしてはドコモはパケットを抑制するつもりより、月々サポートによる割引結果において妥当な金額に改めたのでしょう。パケットを外す用途が主となっている分析結果があって、それに対しての対抗措置とした、というのが私の感想です。(それってつまりドコモの回線数で、パケット契約しない回線が急増したって事でしょう。)後述しますが、パケットに高い価格設定することで、キャンペーン等で割り引いたときにお値打ち感を創出できると踏んだのでは無いかと。 この辺りはiPhoneを呼び水に、優遇したパケットプランで長く使って欲しいという思惑が外れてしまったのでしょう。MNVO対応やSIMフリー端末のアップル公式の発売によりハードの囲い込みや差別化はあきらめざるを得ない状況で、解約金の高額化も難しい。音声定額を軸に、パケットプランの敷居を下げたのが今回の改訂です。結果としてパケットも抑制していますが、これは今後キャンペーン等で緩和できるという腹でしょう。実際、U25で1GBのボーナスがつきます。MNP優遇に同様の措置が執られてもおかしくありません。つまり料金のキャッシュバックから、パケットの還元へと転換しています。さらに言えば、安い基本料金で端末を維持されないように基本料金も上げた、と。 音声定額という革命の裏でこのような措置を執っている辺り、かなりクレバーな対応だったように思われます。今後、MNPに対してはパケット優遇措置でつる、特に高額な段階の新製品を買わせるのに期間限定パケット優遇措置キャンペーンを行うと、高額なパケットに対しての割引感が演出されます。新製品のうちにiPhoneをある程度売ってしまえる可能性が出ますね。通話定額と期間限定パケット優遇をすれば、早めのMNPを誘導できそうです。半年から一年後のMNP一括ゼロ円対策になると。すごい頭いいなー。 やはり今後の課題としては、新プラン移行後の契約条件でしょうか。MNP特典や新規の月々サポートが発生するかですね。月々サポート自体は残るようなので、サポート額の増減が発生するかが鍵となりそうです。MNP者に対する従来の基本使用料緩和措置が発生するかでしょうか。
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2014年4月13日日曜日
カケホーダイについて~ドコモからの回答
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