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2012年4月2日月曜日

PS4の足音

PS4がそろそろ射程圏内に入ってきたらしく、ぼつぼつ話題が出始めていますね。

PS1 1994年12月3日
PS2 2000年3月4日
PS3 2006年11月11日
Wii 2006年12月2日

 ここまでほぼ6年周期なので、2012年末というのが一つの目標なのは間違い有りません。
 また、WiiHDことWiiUについては既に2012年末発売がアナウンスされています。

 PS3自体の商売が順調とはいえ、次世代機の発表くらい行わないと
 ライバルの任天堂人体と差がついてしまうわけで、
 まだまだ回収の時期だとは思いますが、新型開発をせざるを得ない情勢でしょう。


 今の時点で特色としてあげられているのは下記の2点です。

 ①後方互換性の廃止/非採用
 ②中古販売の禁止/制限

 既にこれら2点はPS3でも実験的に採用されています。
 ①については、現行の本体はPS1互換のみでPS2互換は廃止されましたし、
 ゲームアーカイブスという事で、PS3/PSP向けにPS1世代以前のゲームを販売しています。
 PS3向けにPS2タイトルをHD化した作品の販売も順調で、
 ICO、メタルギアソリッド、サイレントヒル等有名作は網羅されつつあります。

 ②については、オンライン対戦のライセンス認証製というかたちで、
 KILLZONE3以降に採用されており、中古でソフトを購入しても
 オンラインで遊ぶためには別途チケットを購入する必要があります。

 目新しさというよりは、これまでの取り組みを新ハードでも組み込む、
 そんな流れになるのでしょう。

 PS4、WiiU、次世代XBOXの三つ巴の戦いも興味深いものがありますが、
 その前哨戦は任天堂3DSとSONYのVitaの戦いでしょう。

 PSPはモンハン他において、DSは任天堂ゲームと普及台数において
 それぞれ勝利者だったといえなくもありませんが、販売前には
 ハード性能と価格のバランス位において絶賛されていたVITAは、
 3DSのモンスターハンター投入と1万円の値下げによって
 劣勢に追い込まれています。

 現時点で決着がついたわけではありませんが、
 キラーコンテンツの存在と、価格優位性の差が
 市場において如実に出るのがよくわかります。

 個人的に製品寿命はVITAの方が長いと思っていますが、
 WiiとPS3の関係性に見られるように製品寿命は絶対の差ではないのですよね。
 私も今、一番待ち遠しいゲームが3DSのファイアーエムブレムだったりしますし。

 で、ここから分析するに、PS4においては先行発売ないし先行情報公開が
 有利に作用するとは必ずしも言えないということになります。
 実際消費者は待ちの姿勢になってしまう訳です。

 例外があるとすれば安価な価格だった場合には、
 早い時期に製品を投入することで市場の確保が狙えます。
 PS4は明らかにその路線ではありません。
 であれば、ライバル機を分析した上で少し周回遅れの路線を狙うほうがよさそうです。

 SONYの初代PS1の優位性は、リバースエンジニアリングではありませんが、
 任天堂のマーケティングやゲーム性を分析し、その逆を行ったことです。
 今回もそれは当てはまると思っていますが、
 SONYが失敗したのは、PS3の中途半端な高価格化でした。

 初期の価格ほど高性能な製品だったかにおいて疑問が生じてしまう作り、
 高級AV機器のような位置づけは、やはり頂けませんし、結果も伴わなかった。

 VITAにおいては性能と価格のバランスは良かった反面、
 キラーコンテンツの不在と、消費者の待ちを誘ってしまいました。

 市場に出してしまった商品は価値が下がり続けるほかありません。
 今の立ち位置では、ハードの最終仕様確定を遅らせつつ、
 ライバル機の動向を分析し、最後に製品をリリースするのが、
 ソニーの

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