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2012年4月26日木曜日

ADATA NH03 ANH03-3TU3-CBK

ADATAのUSB3.0対応外付けハードディスク NH03 が安売りされていたので購入。
価格的にも 13800円で送料無料だったし、USB3.0対応だしで問題なし。

ただどう考えても、50台以上ありそうではある。

NTFSでフォーマット済みだったし、3年保証とのことなので楽しみ。
用途的には録り貯めた動画ファイルの保存用として。
中身が日立製だったのは当たりだと思うけれど、
7200RPMでなく5700RPMだったのは予想外だが、仕方なし。

用途的には5700RPMで正解だろうし、寿命も長そうに思える。
SATA600に対応しているので、将来的に内蔵化も視野に入れられて良いですね。

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 (6) Hitachi HDS5C3030ALA630
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       Enclosure : ADATA NH03 USB Device (V=125F, P=A03A, sa1)
           Model : Hitachi HDS5C3030ALA630
        Firmware : MEAOA5C0
   Serial Number : MJ1311--------
       Disk Size : 3000.5 GB (8.4/137.4/3000.5)
     Buffer Size : 26129 KB
     Queue Depth : 32
    # of Sectors : 5860533168
   Rotation Rate : 5700 RPM
       Interface : USB (Serial ATA)
   Major Version : ATA8-ACS
   Minor Version : ATA8-ACS version 4
   Transfer Mode : SATA/600
  Power On Hours : 0 時間
  Power On Count : 5 回
     Temparature : 22 C (71 F)
   Health Status : 正常
        Features : S.M.A.R.T., APM, 48bit LBA, NCQ
       APM Level : 0000h [OFF]
       AAM Level : ----

-- S.M.A.R.T. --------------------------------------------------------------
ID Cur Wor Thr RawValues(6) Attribute Name
01 100 100 _16 000000000000 リードエラーレート
02 100 100 _54 000000000000 スループットパフォーマンス
03 100 100 _24 000B000001C8 スピンアップ時間
04 100 100 __0 000000000005 スタート/ストップ回数
05 100 100 __5 000000000000 代替処理済のセクタ数
07 100 100 _67 000000000000 シークエラーレート
08 100 100 _20 000000000000 シークタイムパフォーマンス
09 100 100 __0 000000000000 使用時間
0A 100 100 _60 000000000000 スピンアップ再試行回数
0C 100 100 __0 000000000005 電源投入回数
C0 100 100 __0 000000000005 電源断による磁気ヘッド退避回数
C1 100 100 __0 000000000005 ロード/アンロードサイクル回数
C2 253 253 __0 001D00150016 温度
C4 100 100 __0 000000000000 セクタ代替処理発生回数
C5 100 100 __0 000000000000 代替処理保留中のセクタ数
C6 100 100 __0 000000000000 回復不可能セクタ数
C7 200 200 __0 000000000000 UltraDMA CRC エラー数

2012年4月12日木曜日

iPadのPC化?

この先ブレイクスルーが必要なApple iPadのDRAMメモリ技術を読んでいて思ったのだけれど、 iPadは当初想定されていた以上にPC化してきているのだと思う。NECのPC-98的と言ってもいいかもしれない。違いがあるとすれば、Appleはソフトウェアが本業の会社であるということくらいか。一歩間違えれば袋小路に陥る可能性がある。

今のアップルの躍進はMacOSⅩのリリースに寄るところが大きい。爆弾だらけだった林檎OSは、安定性と同時に、成長著しいPCと同じフィールドに降り立った。これにより、Winodwsと、ハードウェア的には同じ土俵で戦えるようになった。BOOTCAMPの存在も極めて大きかったと思うが、OSを含めたソフトの優位性はあっても、ハードが非力だったMacにとっては大いなる躍進だった。ただし、Windowsに比べて割高という評価は、以後ついてまわることになるが。

この時点でAppleが達成したものは、同等のハード性能を、ソフトウェアやサービスに寄り差別化する事だった。ハードが同等なため、Windowsに対する第二の選択肢として受け入れられやすくなった。Macにおいては、今もこの流れは続く。

Intelの新CPUであるIvyBridgeが発売されるが、それを搭載したMacの発売は当然のものとして受け入れられ、消費者に驚きはない。Appleは完全にPCハード市場の一員となり、その恩恵を受けている。特にメモリーなどの周辺機器は出荷台数が価格に直結するスケールメリットがほぼすべての市場なので、PC化する恩恵は甚大だった。Apple側の採用するハードウェアも、数あるPC規格のなかから段々にサーバー向けから一般向けの安価な製品にシフトしつつあるようでもある。少し補足すると、Macはパーツは標準化したがハードウェアセットとしては固有の存在で在り続けた。自作PCでMacOSを走らせることは、一部のハックを除いては実現していない。

 WindowsやOfficeを擁するMicrosoftは、その名のとおりソフトウェア会社である。ハードウェアに関しては、マウス等の周辺機器を除いて成功例は少ない。ハードについては良くて二流の評価しか下せないだろう。APPLEはハードを捨てず、Microsoftになる道を選ばなかった。この辺りの舵取りが絶妙だったがゆえに、Appleは今日に至る道を歩むことになる。

 IntelCPU対応はAppleにとっての大きな賭けだったが、ハードウェア環境を固定化することで同社は乗り越えた。この経験を武器に同社は、ソフトウェアやサービスを武器に成長を開始する。iPodから始まった一つの流れはiOSという形で結実し、iPhoneやiPadへと進化した。言ってみれば、Mac専用ハードというプラットフォームから大きく踏み出すことで、より大きな力を得ることに成功したわけだ。これはハードに関しては勝ち馬に乗る戦略、専用ハードのために半導体を開発するのでなく、主流となったものを採用する流れにつながる。これが恐らく第一段階だっただろう。ハードが同じ環境になったことで、ソフトウェアやサービスの善し悪しが決め手になる。消費者にとっては分かりやすくなった。

 ここで少し整理しよう。普及したパーツを採用するメリットが発生したのが第一段階だとすると、ソフトウェアやサービスに寄る付加価値で採用したパーツの発展に寄与するようになったのが第二段階だ。OSでいえば、IntelCPUで動くMacOSが第一段階で、iOSデバイスが第二段階となる。消費者目線では、ハードが同じで、どちらを選ぶかは趣味の問題というのが第一段階だったとすると、ハードとソフト、或いはサービスが一体となって強力な商品となったのが第二段階となる。商品というのは本来、ハードやソフト、サービスを分けて考えるべきでないとすれば、今の在り方というのは理想的といえるかもしれない。

 既に世の中はタブレットというだけではダメな時代に突入している。格安から日本の家電メーカーの高級品までAndroidタブレットの売れ行きが今ひとつなのが何よりの証拠だろう。ソフトとハードという両輪が揃わなければ意味が無いという、APPLEのこれまでの歩みが認められた事になるだろう。

 周知のようにiOSデバイスは、ソフトだけでなくハードとソフト一体で進化してきた。iPhone4Sの特色にsiriが存在するが、実行にはハードウェアの性能を要するため、古いバージョンのiOSデバイスでは動かないとされる。採用されているチップ類は、汎用部品のカスタムチップだ。ここでは、Appleの製品によって半導体の市場が牽引されるようになってきた事がわかる。ここで問題になるのは、従来は市場や半導体メーカーが決定した方向性を、再びAPPLEが決定する立場になったことだろう。

 ここで重要なのは、APPLEはMicrosoftを部分的には追い抜いたとはいえ、まだ完全には追い越していない点だ。むしろMicrosoftがPCにおいて停滞していた対象、ぶつかった壁に、今初めて直面したように見える点だ。PCでは永遠の二番手で在り続けた訳だが、遂にiOSデバイスによってトップに立ったところといえる。これまでの道のりは独自のものではあったが、PCのもたらした成功が携帯デバイスで再現されたという見方もできる。なので頭に戻るが、iPadは当初想定されている以上にPC化したと言える。

 此処から先のAPPLEの戦略は未知数だ。MicrosoftはWindows8のタブレット対応という、周回遅れ、iPadやAndroidを追いかけての戦略を立てている。対する先行者のAPPLEは壁を突破できるのだろうか? それともGoogleがこの先へ進むのだろうか? APPLEはこれまで失敗もあったがハードとソフトの両輪、そして収益のバランスが良かった。株価によってAPPLEは比類なき存在となり、自動車を抜いてアメリカの魅力的産業の根源たる存在になってきたといえる。

 かつて日本のNECのPC-98は一世を風靡し、ソフトウェアが溢れ、それ以外のコンピューターなど想像ができない程圧倒的な存在だった。ただし文化は成熟を迎えると次なる段階を進むことが大きな障害となる場合がある。Maicrosoftの場合は、苦労してXPという大きな踊り場を乗り越えつつある。APPLEも同様に成長の鈍化を迎えるのか、或いは驚きの飛躍を見せるのか? 株価の勢いが最高潮に達しつつある今、APPLEは成熟しつつあるように見える。だがしかし、発展途上であることに期待したいと思う。

2012年4月9日月曜日

即買い派? 値下がり待ち派?

Intel7シリーズが発売された中、今、最も期待されている新製品と言えばIvyBridgeでしょう。 Ivyは自作PCに留まらず、Macやその他メーカーPCにも採用されるでしょうから、 性能向上に目がないユーザーを相手にした格好の勝機といえます。

ツイッターを見ると「3770KとZ77マザーを買い」という記述で溢れていて 人気の高さと期待の盛り上がりを見せてくれています。

しかしながら、現在はデフレの時代です。 これがどういうことかというと、買いな商品は発売日に買うのが長く使えてお得。 という法則が乱れてしまっているのですよね。

例えば・・・・3DS、2万5千円から1万円も値下げしました。


例えば・・・・PSvita、値下げはまだなものの、3G版がWi-fi版並の価格です。

PS vita

例えば・・・・Sonyタブレット、不人気を否定できるものはいません。


あとは秋葉原独自のご祝儀相場というものがあり、ハイエンドアイテムはとにかく奪い合いになるためか、ちょい強気な価格の店もチラホラでますね。

加えて、タイの洪水後のハードディスク相場の高騰、或いはメモリーの価格変動幅の大きさ、終了製品の割高感など、最近のPC市場は古い製品が価格低下するだけではなくなりました。特にハードディスクの影響は根強く、かつてのメモリー相場の乱高下を完全に超える甚大な影響を残しています。結果としてあの時確保に走らなかった人、良識ある消費者が高騰に苦しんでいる結果なので、PCユーザーの意識を変えた出来事だったといえると思います。

これとは逆に、Intelが6シリーズでリコール騒ぎを引き起こしたことも忘れてはいけません。 結果としてこのことはメーカーPCのスムーズなSandy移行を遅らせました。折角の高性能CPUにケチが付き、同じCore iシリーズでもSandyの性能が圧倒的ということが周知されるのに時間がかかってしまった遠因です。

リコール自体は買い控える理由に当たらないかもしれません。むしろ品薄や回収ということからいえば、関係ない消費者にとっては不運な出来事といえるでしょう。買い控えではありませんが、結果として似たようなことが起こり、気のせいかZ68やH61といった世代のマザーはダブつき気味のようです。念のため補足すると、Z68やH61でもBIOSのUPDATEでIvyが搭載できる場合がほとんどです。買い控え派としては、底値でマザーを拾ってCPUが安くなるのを待つというアプローチもありでしょう。私もH61マザーを2980円で購入したので、将来的にIvyを載せるのを楽しみにしつつ、当面はG530で運用しようか思案中です

ASRock H61 Micro-ATX SATA3 USB3 HDMI DVI H61M/U3S3

上記のような情勢について値下がるのを待つというアプローチもアリでしょう。但し、消費者は大概、発売を今か今かと待ち構えている訳ですから、更に待つ、という行為が大変苦痛になり勝ちです。特にSandyからの買換えは移行がスムーズな反面、必然性という動機については弱いので待てる立場かもしれませんが、LGA775のCORE2DUOやPentium4以前の環境からの移行は待ったなしかもしれませんね。

ただ、CPU自体の値下げは急激ではないものの、対応マザーは結構価格変動が大きいものだと意識する方がよさそうです。特にマザーの出来不出来は、少し後になって判明することが多く、鉄板マザーとしてトレンドになるのがどの製品か、予断を許しません。OCについて言えば、当たりロット、外れロットの情報が錯綜するのも販売当初の特徴であり、やはり少なからず影響はされてしまいますよね。

その瞬間、人が殺到しても少し冷静に観察するのが最近の成功事例と言えます。販売が継続されるという前提に経てば、価格は値下がります。しかし劇的な値下げは恐らく起こりえないでしょうから、3770Kを買う場合は、様子見するにしてもひと月では長すぎるくらいかなと思えますね。

逆に様子見で正解だったといえるのは、3770K程の性能はいらず、前述のCeleronG530程度で十分だった場合でしょうか。3千円台のCPUで、E8400以上ともQ6600並とも、体感はi7 2600Kとも変わらないとも言われています。こういう情報が出るのは、発売して三月は経過した後のことが多いようですね。以上のことを踏まえると、或いは7月とも噂されるIvyの下位モデル発売まで様子見が正解なのかもしれません。新製品の購入は、実に悩ましいものとも言えます。

2012年4月2日月曜日

PS4の足音

PS4がそろそろ射程圏内に入ってきたらしく、ぼつぼつ話題が出始めていますね。

PS1 1994年12月3日
PS2 2000年3月4日
PS3 2006年11月11日
Wii 2006年12月2日

 ここまでほぼ6年周期なので、2012年末というのが一つの目標なのは間違い有りません。
 また、WiiHDことWiiUについては既に2012年末発売がアナウンスされています。

 PS3自体の商売が順調とはいえ、次世代機の発表くらい行わないと
 ライバルの任天堂人体と差がついてしまうわけで、
 まだまだ回収の時期だとは思いますが、新型開発をせざるを得ない情勢でしょう。


 今の時点で特色としてあげられているのは下記の2点です。

 ①後方互換性の廃止/非採用
 ②中古販売の禁止/制限

 既にこれら2点はPS3でも実験的に採用されています。
 ①については、現行の本体はPS1互換のみでPS2互換は廃止されましたし、
 ゲームアーカイブスという事で、PS3/PSP向けにPS1世代以前のゲームを販売しています。
 PS3向けにPS2タイトルをHD化した作品の販売も順調で、
 ICO、メタルギアソリッド、サイレントヒル等有名作は網羅されつつあります。

 ②については、オンライン対戦のライセンス認証製というかたちで、
 KILLZONE3以降に採用されており、中古でソフトを購入しても
 オンラインで遊ぶためには別途チケットを購入する必要があります。

 目新しさというよりは、これまでの取り組みを新ハードでも組み込む、
 そんな流れになるのでしょう。

 PS4、WiiU、次世代XBOXの三つ巴の戦いも興味深いものがありますが、
 その前哨戦は任天堂3DSとSONYのVitaの戦いでしょう。

 PSPはモンハン他において、DSは任天堂ゲームと普及台数において
 それぞれ勝利者だったといえなくもありませんが、販売前には
 ハード性能と価格のバランス位において絶賛されていたVITAは、
 3DSのモンスターハンター投入と1万円の値下げによって
 劣勢に追い込まれています。

 現時点で決着がついたわけではありませんが、
 キラーコンテンツの存在と、価格優位性の差が
 市場において如実に出るのがよくわかります。

 個人的に製品寿命はVITAの方が長いと思っていますが、
 WiiとPS3の関係性に見られるように製品寿命は絶対の差ではないのですよね。
 私も今、一番待ち遠しいゲームが3DSのファイアーエムブレムだったりしますし。

 で、ここから分析するに、PS4においては先行発売ないし先行情報公開が
 有利に作用するとは必ずしも言えないということになります。
 実際消費者は待ちの姿勢になってしまう訳です。

 例外があるとすれば安価な価格だった場合には、
 早い時期に製品を投入することで市場の確保が狙えます。
 PS4は明らかにその路線ではありません。
 であれば、ライバル機を分析した上で少し周回遅れの路線を狙うほうがよさそうです。

 SONYの初代PS1の優位性は、リバースエンジニアリングではありませんが、
 任天堂のマーケティングやゲーム性を分析し、その逆を行ったことです。
 今回もそれは当てはまると思っていますが、
 SONYが失敗したのは、PS3の中途半端な高価格化でした。

 初期の価格ほど高性能な製品だったかにおいて疑問が生じてしまう作り、
 高級AV機器のような位置づけは、やはり頂けませんし、結果も伴わなかった。

 VITAにおいては性能と価格のバランスは良かった反面、
 キラーコンテンツの不在と、消費者の待ちを誘ってしまいました。

 市場に出してしまった商品は価値が下がり続けるほかありません。
 今の立ち位置では、ハードの最終仕様確定を遅らせつつ、
 ライバル機の動向を分析し、最後に製品をリリースするのが、
 ソニーの