新ギレンでは2部以降が存在しないため、機体も一年戦争末期の物が最強機体となる。MSだとPジオングやドワッジ改、ガルバルディα、ザメル、ズゴックEあたりが最終リリースMSとなる。ジムカスタム量産の連邦に比べて少し不利な気もするが、NTが4名は揃うのでPジオングに乗せれば上でも下でも圧倒的な活躍を見せてくれる。
要は印象以上に、機体もシナリオも最終局面でのキレを堪能できる。意外とお得なシナリオだと感じた。
以降はネタバレになるが、一年戦争におけるソロモン防衛、防衛成功、サイド3直接侵攻(イベント)、ソーラレイ発射(イベンぐト)という流れで、キシリアから決起を促される。決起すれば延長モードなのだが、ア・バオア・クーのギレンと、ソロモンに押し寄せる連邦軍と、2正面作戦を行わなければならない。
ア・バオア・クーは物量が凄くなかなか攻め込めないし、ソロモンに大挙して押し寄せる連邦の艦艇もなかなかワールドマップでは防ぎきれない物だ。
シンプルな解決策は、NTを活用すべくソロモンに2~3名くらい集結させてエルメスに乗せる事だろうか。その上で、ソロモン内部に連邦をガンガン侵入させてしまっていい。中枢にビグザムがいれば簡単に陥落しないし、各補給ポイントに艦船やエルメスを配置し、後は敵を削っていけば何とかなるものである。1ターン中に、重要拠点では5回の戦闘をこなせる筈だし、回復もそれだけ行える。ワールドマップで戦闘するより、特別拠点内の戦闘の方が短期間で結果を出しやすい。
パイロットがある程度成長すれば、エルメス2機+艦船くらいでソロモン防衛は楽に行える。後は、ズムシティ、グラナダ方面からア・バオア・クーを攻めればいい。ア・バオア・クー陥落後は、対連邦のア・バオア・クー防衛戦の後、キリマンジャロの回復と、連邦のジャブロー以外に攻め込めるようになる。
ルナツーは辿り着くまでが大変だが、月方向からだと意外と容易に接近できるようだ。セオリーとしてはキリマンジャロに近いところから攻めつつ、宇宙の戦力でルナツー攻略を目指すことになる。ここまでいくと後は物量勝負となりがちだが、一年戦争末期の機体を堪能するモードとしては悪くない。欠点としては連邦も強力なMSを擁しているので戦いづらい事だろうか。Pジオングを核にすれば十分突破可能なはずだが、時間がかかるのがこのシナリオの欠点かもしれない。
しかしながら、レビルやギレンといった本編を進める前の肩慣らしとして丁度いい。最終局面の機体の選別も出来るので、開発の要不要を判断しやすくなるだろう。最初にプレイするシナリオとして、一番お勧めできる。
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