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2011年7月30日土曜日

今こそデッドライジング2を

 デッドライジング2は、2010年9月30日に発売されたソフトで、批判もある【A KEIJI INAFUNE GAME】として有名だ。元々XBOX360専用ソフトとして高く評価されたのがデッドライジング1で、カプコン(訂正しました)が海外に制作させたのが本作デッドライジング2となる。そして、今年2011年10月には、外伝的タイトルのオフ・ザ・レコードが発売される。XBOX360を購入する理由だったのがデッドライジング1なので、思い入れの深いソフトでもある。


 名物プロデューサーへの注目と海外発注タイトルということで話題になったからか、世評は若干辛めだった。先日、渋谷のTSUTAYAで購入したところPS3版の中古で1980円だった。SOFMAPの買い取り価格は1800円のようなので、地域限定だが中古はかなりお買い得になってきたようだ。

 肝心のゲーム内容だが、ゾンビ好きの私としてはかなり楽しめた。簡潔に言えば、いかにオンスケジュールでお使いイベントを処理するか、というゲーム内容となる。個々のイベントの発掘と最適な処理方法の模索、鉄道のダイヤを組むような感覚で攻略をしていくのは独特の魅力がある。勿論、完璧を目指す必要はない。発売後時間が経っているのでネット上の攻略サイトも充実している。攻略本を買わずとも、最適な攻略をサーチできるので、時間がない社会人がSランククリアをする環境も充実している。協調プレイの要素もあり、DLCもある。かなり満足してプレイできた。ただ、私が満足するゲームはライトゲーマー向けであることが多いのは注意が必要かもしれない。

 私はソフトの出来に満足したので、評価の辛さが解せなかった。評価自体は正当かもしれないが、良くない印象がついて買い控えた人がいたのではないかと思う。ヴァンキッシュといい、売れ行きがネットの世評次第であり、ゲームの評価基準が売れ行きに関連づけられていると、名作が見落とされることもあると痛感した。オンライン対応要素がないと値崩れする傾向が見られる気がするので、ヴァンキッシュについてはオフライン専用FPSという部分がマイナス評価に繋がったのは否定できない。個人的には、Haloシリーズが消えても、ヴァンキッシュがシリーズ化してくれれば満足できるほどのインパクトだったのだけれど。




 今回は純粋にプレイして面白かった上、値段もこなれて、しかも続編の販売が決まっているということで本作を取り上げてみた。
 
 デッドライジング2はPS3版、XBOX360版が同時リリースされ、PC版も発売されている。機種による画質の劣化が騒がれている件については割愛するが、CASE WESTと言うエピローグがXBOX360専用で配信されている。Xbox360の方が完全版に近いのは確かかもしれない。ただ、まぁ、PS3版でも私は問題がないように感じた。この辺りは前作をプレイするかどうかも含めた、総合的な判断が必要になるだろう。

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