現在、イーモバイルで行われているNexus5のMNPがお得な理由を整理しました。
1)ソフトバンクのホワイトプラン
Nexus5はイーモバイル回線ではなく、ソフトバンク回線で提供されます。イーモバイル端末とのキャリア内無料通話がありませんが、ソフトバンクとのキャリア内無料通話であるホワイトプランとなります。弊害として同グループであるソフトバンクへのMNPは認められないようですが、それでもホワイトプランはキャリア内無料通話の先駆けで使用者も多く、結構なメリットです。
2)格安の維持費
Nexus5はよく宣伝されているように一括であれば2587円で運用できます。(初月除く)パケットは5GB/月で一般的な7GB/月ではないという違いがありますが、通話よりネット回線を求める層には魅力的でしょう。
3)SIMフリー端末(docomo系MNVO)
Nexus5はイーモバイル版であってもSIMフリーです。対応周波数的にauは使用できませんが、docomo系のMNVOの格安SIMが使用可能です。これはり商社にとって直接のメリットになるだけでなく、端末を売却する際の中古市場の価格の安定も意味します。性能的にも日本的なワンセグ/フルセグや、おサイフケータイはありませんが、Googleらしい隙のない端末です。
4)キャンペーン適応で更にお得
イーモバイルはもう一台無料キャンペーンを展開しています。親回線となるイーモバイル回線が必要ですが、イーモバイル端末を追加する場合、新規事務手数料が無料となり、違約金を払わずに解約できる期間が8か月目となります。(契約翌月より7か月目以降の契約解除と記載)6月の契約であれば、7月、8月、9月、10月、11月、12月、1月で7か月目です。来年1月以降に解約可能です。このプランのいいところは通常2年の契約期間を8か月相当に短縮できるだけでなく、8か月目以降であれば契約解除できることです。たとえば6月に契約すれば、1月以降、年度末の3月にMNPすることも可能なわけです。これはMNPを行う上ですさまじいメリットを持ちます。イーモバイルの既存回線が必要なことが難点ですが、条件を満たせる人は行って損はないでしょう。
5)既知の問題点
家族をMNPして良かった点、悪かった点ですが、MMSがかなり使いづらいです。ハングアウト固定になるため、家族の不満はそこに集中しました。普通の使用者の方の不満もそこに集中します。私はgmailメインで違和感はありませんでしたが、MMSを使われる方は要注意です。APKをインストールすることで、SoftbankのMMS用アプリを利用可能です。サポート外の対応ですが、買ってしまった人の対処法としては実用的です。また、細かいことでは、ストラップホイールが無かったりします。
6)Nexus5の長所
余り余計なアプリがなく、Googleの標準機なのでたいていのアプリが動作します。また、無接点充電規格のQiiに対応しており、ケーブルレスでの充電が可能です。(アダプター別売)この、ケーブルレス充電は、個人的には微妙でしたが、家族には大うけでした。細いケーブルの抜き差しをするよりも老人には置くだけ充電というのは遙かにやり易いシステムでした。細かいアダプターを用意しなくても、設置してあるところに持っていって置くだけ、の利便性は確かにあると感じさせました。
結論
家族はiPhoneこそ至高と考えていましたが、画面の大きさでNexus5も悪くないなといったところです。ただ最も使いやすいのがiPhoneのメッセージだったことに変わりなく、その点において「iPhoneがよかった」というのが今の意見の大勢でしょうか。ただ、「auからMNPにして約半年でauに戻れる」のが大いなるメリットと感じていますし、ネット回線込の維持費も安く、正解だったかな、と思っています。ちなみに私は親回線は12800円で一括購入したGL07Sがあり、維持費は千円未満と安く、その存在が大きかったと言えます。CBもつきましたし。
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