私は現ソフトバンクユーザーで、auにMNPしようかと考えています。ソフトバンクには些か否定的になっていますが、それを割り引いても本日のソフトバンクの発表はすごいなと感じました。
iPhone5におけるインパクトはauが上回っていたわけですが、それをなぞり切った上に、独自の付加価値をつけてきましたね。中でもLINE対策?としての24時間通話無料や、LTE契約者は使用したスマートフォンを2年1980円で契約可能など、なかなか見所たっぷりです。もし私がアンドロイドでなく、iPhoneユーザーなら2年で1980円のパケット定額の魅力に転んでいた可能性は高いです。商売がうまいというか、さすがに商魂が素晴らしいですね。
その反面、ソフトバンクらしいな、と感じるのは「サービス開始は同じく2013年1月15日を予定するが、申込期間は9月21日から12月31日。」というあたり。ソフトバンクは2年割をきっちり使い終わらせないせ作を取ることが多く、契約更新月とサービス終了月が異なるようにする傾向があります。ひと月ふた月の違いですが、差額は消費者負担になるわけで、そういうところがケチケチしているというか、せこいですよね。
テザリングは、どちらかといえば実用性というよりも、「無料でついていると嬉しいよね」というユーザーが大半だと思います。実際の速度よりは、可能不可能のレベルで論じられる話だと思うので、可能になったインパクトはすさまじいでしょう。
ソフトバンクの通信品質がどうなのか?、については、9/18の段階でこんな記事が出ていました。
(以下引用)
とはいえ、3Gで全国しっかりつながるようなエリアを作っていくことを最優先で考えています。LTEの人口カバー率も99%まではやっていきますが、その端っこまでほんとうにLTEが必要なのかは慎重に考えていきます。さすがに3GがつながらないのにLTEの方がエリアが広いとは言えません。ちょっと胸を張って、みなさんに『やっとできました』とお話しできるのはあと2年後くらいだと思います。その頃には、一通りやりたかったことが完成します」(宮川氏)
今、ソフトバンクモバイルのネットワークは「ものすごい綱渡り」(宮川氏)で持っているという。(以上引用)
個人的には良し悪しはあるはずで、特定のキャリアが悪いとは思いません。むしろ、MNP偏重の現在においては、MNPし続けるのがやはり一番の正解かなといったところ。ソフトバンクが対抗したことで、au一極集中は避けられ、通信状況の悪化や、MNP一括での価格低下が見込めそうです。私は、4Sと同じく半年くらい様子を見れば、競争激化でMNP一括0円になってくれることを期待。それまでは、潰しあえ~、という感じでしょうか。
新製品を即座に入手するより、半年待って5万節約できるなら待つ方を選びます。それに大切な事は、LTEで月額維持費はどのキャリアでも増加傾向にあるという事。LTE網の普及はまだこれからで、半年は様子見してもよさそうです。つまり、あわてて飛びつく必要はなさそうですし、2年後もMNP一括で安くなったタイミングで購入できるのではと期待しています。
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